堺市の公共団地H棟

なんともお粗末なニュースがあった。
大阪府の公共団地でエアコンのホース穴を開ける電気設備改修工事で、建物の構造上開けられない箇所に数十箇所穴を開け、建物の強度が低下したため住民が住めなくなったという・・・
工事の際に発注者側は設計図書の提出を求められているが照合しないで許可を出している。ともすれば、設計図書を確認しないで設計担当会社はどうやって設計を行ったのか?穴を開ける場所を単純に決めただけ?さらに施工担当者は鉄筋を切断していることに疑問は感じなかったのだろうか?
大阪府住宅供給公社のホームページでは工事指名・入札結果が公表されている。(今回の事件に対する謝罪文も発表されているが・・・)
すぐに調べればどの入札工事かわかるが・・・
他の工事の入札結果を見てもわかるとおり最低制限価格での入札、抽選による落札者の決定が公社での落札パターンのようである。
私は建設業界が大好きでこの業界で経営コンサルタントとして生きることをライフワークとしている。このような批判文は決して書きたくて書いているわけではない。
はやく誰しもが感じる「おかしさ」が正されてほしいと願っている。