新規事業の事業計画・・・絵だけはだれでも書けます

とある建設会社の新規事業計画を策定する支援を行いました。公共色の濃い工種で公共工事の減少により厳しい経営を強いられています。そうした中、既存事業と関連のあるビジネスを見出し、新たな事業の柱として立ち上げていきたいとの意向で計画策定をお手伝いさせて頂きました。

Phm04_0998 ※この写真はイメージで記事内容とは関連がありません。

新規事業を行うにあたっては本業(既存事業)との関連は重要な要素です。そして本業を継続しながらという形態が安全性を高めるうえで推奨されるなか、問題点をあげるとすればマンパワーの不足と計画の遂行意思の継続でしょう。

特に新規事業は立ち上げ段階に多くのパワーを要します。しかし本業が忙しくなるとどうしても二の次、後回しにしがちです。そうした場当たり的な対応にならないためにも計画は必要ですが、計画を立てるだけなら誰でもできます。その計画通り遂行できているかのチェックと計画の見直しまでのサイクルをまわすことが重要と言えます。

今回の企業の計画の肝は販路開拓です。公共から民間へ全く異なった市場へのアプローチ。しかしこの壁を乗り越えれば多くの事業展開が期待できる魅力ある市場と営業ノウハウ・経験を手に入れることができます。

今後も経過を見守っていきたいと考えています。