簿記人口

 今日は私も中小企業診断士を取得する際にお世話になった有志勉強会の開催日。来年夏の一次試験に向けて苦手な人が多い財務・会計についての分科会がスタートした。まずは簿記3級、2級の取得に向けて活動を開始した。今日は初回ということもあって複式簿記、仕訳の基本的な考え方から現預金、掛取引、手形取引などの確認を行った。簿記は最初の仕訳(借方・貸方)と勘定科目を理解するところが重要であるが、実はここでつまづく人が圧倒的に多い。継続的な学習を続けていくとある日突然自分のものになるのであるが、このときまで我慢できずに挫折する人が大多数を占めるのだ。様々な学校で簿記講座が開かれているが、この最初の部分を覚えさせるのではなく理解させることに務めている例は少ないように思える。ここを改善すれば簿記人口はもっと増えてもよさそうなものである。