9月から増築工事でも構造計算が不要になり10万円程度の節約と着工までの期間が短くなります

9月から増築工事でも構造計算が不要になり10万円程度の節約と着工までの期間が短くなります。

この9月からの建築基準法の改正に注目している建設会社・工務店も多いのではないでしょうか。改正内容は2階建て以下、延べ床面積500?以下の家屋で、増築部分の床面積が既存部分の半分以下。1981年以降の耐震基準を満たしてかつ、増築部分も耐震基準を満たす場合に構造計算を省略できるほか、1981年以前の住宅でも補強などで現在の耐震レベルを満たすようにすれば同じように省略可能となります。

これで設計事務所等に支払う構造計算の費用10万円程度が不用になり、また計算に要していた時間が短縮され着工が早まることが期待されます。

これを期に増築工事を提案することも1つの手でしょう。

ただし提案の際には「増築」を目的とするのではなく、「増築」を手段として居住者の不満が解消できることを提案すべきです。目的と手段を履き違えないように注意してください。