低入札工事の工事コストを公表

国土交通省四国地方整備局が低入札工事の工事コストを公開している。公開しているのは今日の時点で2つの工事についての見積もり金額、契約金額、完成時のコストなど。公開の目的などはこちらから参照できる。
低入札価格についてダンピングなどの問題は常につきまとうが、今回の公開はその問題に対処するための価格調査であり、そこから分析等は行われていない。ただ、発注者側と受注者側との積算価格に大きな違いが発生していることはわかる。しかし、その理由は記入欄こそあるもののその詳細は明らかになっていない。今後の分析にも注目したい。

要件定義

 今日はあるシステム開発プロジェクトの要件定義工程のレビュー。要件定義の工程はシステム開発の最初のステップだけあって、ここでユーザの要求がうまく引き出せていないと後工程に大きく影響する。
 要求定義工程は定型業務ではない。そのため、様々な方法論が開発されているが共通して大きなウェイトを占めているのは担当するSEのコミュニケーション能力である。システム開発の最初の工程がとても属人的な要素の割合が多いのもおもしろい。
 今回、要求定義を担当し自分の方法論にも改善の余地が色々と見受けられた。今後の研究課題としたい。

あきない・えーどサポーター

 本日、あきない・えーどサポーター説明会に参加してきた。4月からサポーターとして登録することになっているのだが、説明会であきない・えーどが本当に色々な支援を行っていることを知った。例えば、「サンソウカンde記者会見」。企業が開発した新製品を宣伝したい場合、新聞などに記事が載ると無料で大きな宣伝効果を得ることができる。しかし出版会社へのアピールをどのようにすすめていいかがわからない。そうした場合に、この支援サービスを利用するとよい。掲載実績なども紹介されているので是非活用を検討して欲しい。

ADL支援ソフト

 福祉住環境コーディネータ協会に入会し送付されてきた案内に福祉住環境スキルアップセミナーというものが入っていた。ADL支援ソフトを使ったバリアフリー改修図面作成を習得するための講座である。これが本当に参加したいのだが、初級・中級編の両日とも都合が悪い・・・ 再度開催されることを願う。
 他にも建築や福祉・医療の基礎講座も開催される。予定があえば積極的に参加したいと考えている。

250%償却

 今日は有志が集まる勉強会。そのなかで平成19年度からの減価償却制度について話をした。残存価格がなくなり100%償却が可能となる。そして定率法、定額法で途中有利な方に切り替えることができる。
 例えば耐用年数10年であれば毎年10%ずつ償却するのが定額法。定率法の償却率は定額法の250%すなわち2.5倍の率で償却する。であるからこのケースであれば25%が償却率となる。そして8年目から定額法の方が有利となり8年目からは残りの額を均等償却することになる。
 非常に煩わしい計算であるが、多くの会計ソフトもその計算処理に対応済みか今後対応していくものと考えられる。

クレーム対応スキルアップセミナー

 クレーム対応スキルアップセミナーを受講してきた。0316 クレームは宝の山と言われているが、本当にその「宝」を掘り出せている会社はやはり少ないようだ。多くの企業は1つ1つのクレームには目もくれず、件数が増え目立ってきたクレームに対して事後的に対応しているケースが多いのではなかろうか。そうした実情を踏まえ、どう「クレーム」を活用していくのかそのノウハウが知りたかった。
 今回のセミナーは時間が短いせいもあってクレームの電話対応など初期対応の話がほとんどであった。それはクレームを活用するための第1ステップであることに違いないが、大半が講師の体験談で体系的にまとまっておらず、つかみようのないセミナーとなっていたのが残念であった。
 それでも得るところもあった。クレームの電話対応。顧客の怒りがおさまり納得してもらったら対応者も一安心。。。。実はこの一安心からのもう一仕事が顧客に感動を与える。これは確かにその通りかもしれない。その「一仕事」とは顧客への感謝である。顧客の怒りがおさまっていないうちに「貴重なご意見ありがとうございます」とマニュアル通りの対応をしても誠意はまったく伝わらない。クレーム対応が一段落して、もう電話を切ろうかというタイミングで一押しするのである。

Overtureで広告

 Webマーケティングの実証実験もかねてWebで経営事項審査関連の書物を販売している。Overtureで広告も出しているので、Yahoo!で「経営事項審査」で検索すると一番最初に表示される。
 実験は広告1位に表示すれば、どれぐらいの確率でクリックされるのかが知りたいからだ。様々なノウハウ本には1/10~1/100ぐらいとバラバラなのであるが、今のところその範囲内には収まっている。もちろん、広告の文言にもよるのであろうが、自店に誘導するための効果はやはり絶大である。へたにSEOに資金を投入するより手っ取り早い。
 ただし、広告料が発生するため、広告にするかSEOにするかは自店で販売しているものの単価(客単価)によることとなる。
 実証実験の結果はここでもお知らせしたいと思う。

質問を変えてみれば?

 とある支援先の工務店での一場面。
 注文住宅の施主と水回りをどうするか設計担当が打ち合わせをしている。
 「おくさん、どういった感じがお好みですか?」
 「そうねぇ・・・」(以下沈黙)
 普段、自己表現することに慣れていない人にはこういった質問できちんとした回答が得られることは少ない。そうした場合、やはり施工事例やパンフレットを引き合いに出してくるのがオススメだ。これは施主のイメージを明確にする一方、打ち合わせの効率を高めることもできる。パンフレットは豪華仕様であるケースが多いのでできれば自社施工の身近な例がいいだろう。ただし、押し付けにならないように注意したい。あくまで決定権は施主にあることを忘れてはならない。そこは話術が大切。休日などを利用して社員同士(できれば家族などに協力してもらえると良い。)でロールプレイングをしてみるとよい。

建設業許可申請の実務講座

 建設業許可申請の実務講座を受講することにした。本当は行政書士試験合格者向けの実務講座なのであるが、先に申請だけの支援を行う業務が5月から開始するためである。建設業許可に加えて経営事項審査、産業廃棄物処理業の申請実務も習得したいと考えている。
 ちなみに受講するのは自ら中小企業診断士講座を受け持っているLEC。1回きりの講座で関西では生講義がないため、反復して受講できるようにDVDの通信講座とした。

建設業経理士

第1回建設業経理士が11日に実施された。建設業経理事務士の試験制度から改正があって最初の試験となる。
現在、建設業振興基金のホームページから出題の問題と解答用紙がダウンロードできるようになっている。また時間をみつけて解いてみたいと思う。
※先日、ここでも紹介した日商簿記検定の受検結果であるが惜敗した。大きな勘違いをしていたようでまだまだ修行が足りないと再認識した。次回も受験したいと思う。