富田林の寺内町を見学

 6月29日に富田林の寺内町を見学してきました。私の地元貝塚市でも願泉寺を中心とした寺内町があり、寺内町を利用したまちづくり・まちおこしのヒントをたくさんいただきました。

20080629002 20080629009 20080629006 20080629020 20080629019 スタート地点は『じないまち交流館』。木々の香りがさわやかな情報提供拠点です。そこからボランティアガイドさんの案内を聞きながら見学の開始です。至るところに趣き深い建物が美しい姿のまま鎮座しており、観光客が見学しやすいように案内板でその建物の説明をうかがうことができるようになっています。
 興味深いのは5枚目の写真。これは実は新しい民家なのですが、景観を保つために規制があり新築する際にもこうした杉板や漆喰をもちいた日本家屋にする必要があります。寺内町に住みたいと願う人は当然こうした日本家屋に住んでみたいという人。住む人にとってデメリットは少ないように思います。逆にこうした規制が統一感を生み、町全体の価値を高めているのではないでしょうか。宅地造成した集合建売住宅のモデル設計による統一とは全く違います。前者は資産価値を高めますが、後者は基本的に個々の住宅が持つ価値以上のものはうみません。住宅のあり方についても1つのヒントを得ることができました。

1096日

今年の7月1日、「安田コンサルティング」を創業してまる3年が経ちました。もちろん色々な方に支えられてこの日が迎えられたことは大変ありがたいことだと思っています。

毎年「1年が・・・」、「2年が・・・」と報告させていただいておりますが、今も思うことは同じ。

「常に変わりたいと思い続けること。」

正直、色々と不安なことはあります。でも(1年前と全く同じ引用で進歩がありませんが・・・)、不安だから努力するのだと思います。努力の仕方は色々とあり成功失敗がありますが、その「努力」を忘れる経営者にはなりたくありません。また中小企業を支援する身であるゆえ、忘れたら相手にされなくなるでしょう。

ただ、3年の節目はもう一つ思うところがあります。創業する前に「3年間は自分のポリシーを貫くこと」と色々な方からありがたい言葉を頂きました。それは「建設業大好きコンサルタント」を貫くことにありました。おかげさまでその命は達成することができました。節目には考えるものもありますが、それはこれからも考え続けるのでしょう。また、何か思いついたらここでも報告したいと思います。

 ※今年はうるう年だったので3年も1095日ではなく1096日にしました。