石川県、のとじま水族館の水槽設備設計業務。入札金額ミスで指名停止・・・

石川県ののとじま水族館における水槽設備設計業務において落札者が入札金額ミスで契約辞退。そのペナルティで3ヶ月の指名停止措置となった。(ニュース記事はこちら)

電子入札時の入札金額ミスはあってはならないのだが時折見られるものである。特に桁間違いなどすると大赤字な入札金額となってしまう。(桁が多い場合は当然落札者となることもない)

今回のニュースも同様のものと考えるのも自由であるが、記事を見ればあとのやり直し入札で10万円低い金額での落札となっている。入札後に契約を辞退すれば指名停止は当然予測できる。また公共工事における経営事項審査において行政処分はマイナス項目であるため何年も先までその影響は残るのである。ほかの企業が10万円少ない金額で入札していることを考えればミスした金額はそんなに大きなミスではなかったと予測される。各企業の競争力はバラバラであったとしても指名停止による影響を考えれば多少の赤字工事となったとしてもやるべきではないだろうか。

それでも辞退する理由があったのだろう。

もう指名競争入札なんてやめませんか?

地域建設業経営強化融資制度の創設

 経済状況の悪化、デベロッパーや大手建設会社の破綻などで中小建設会社の資金繰りが非常に悪化している。そうしたなか国土交通省では新たな融資制度を10月に創設した。

 制度の名は地域建設業経営強化融資制度。制度は請負工事に関する債権を担保に融資を受けるものであるが、同様の制度である下請セーフティネット債務保証事業と比較して融資対象などで拡充が図られた。具体的には以下を参考にされたい。

  • 完成(出来高)部分だけでなく、未完成部分についても保証が得られれば融資対象となる
  • 事業協同組合や建設業関連団体の構成員以外でも融資が受けられるようになる

 ただし、以下の注意が必要である。

  • 50%以上の出来高が必要である
  • 外注費の支払状況を報告するとともに借入金の使い道を記した計画を提出する必要がある

 是非活用を検討してほしい。開始は11月4日から。

11月です。行政書士試験です。

いよいよ11月にはいりました。9日(日)は行政書士の試験。今年で2回目の受験となりますが、昨年と何かかわったかと考えるとあまりかわったように思えません。苦戦を強いられることは間違いないでしょう。

残りの8日間は、夏に通った早稲田セミナーの答練講座の練習問題の見直しと通信教育で取り寄せた「1日完成!社会科目講座」(約5時間のDVD)で締めたいと思っています。

この連休は幸いにして休みが取れましたので最後にがんばりたいと思います。