中小企業家同友会にて経営体験報告をさせていただきます

12011177_859707867440817_3137713608447328750_n少し先ですが、2016年1月20日(水)に中小企業家同友会の例会にて経営体験報告をさせていただきます。この例会は私の所属する大阪同友会かんくう支部とお隣の和歌山同友会紀北支部さんとの合同例会です。そのような貴重な機会に報告させていただけるということでとても力が入っています!!

ちなみに中小企業家同友会といいますのは、日本全国で活動する中小企業経営者の集まりです。(ホームページはこちら) 同友会理念というものがあり、自主・民主・連帯の精神で、良い経営者、良い会社、良い経営環境をつくり、地域とともに歩もうとするものです。この理念のもと同友会で活動していつも経営者として学んでいます。例会はいわゆるセミナーとは違って、会員がそれぞれの経営体験を報告します。その報告は問題提起の役割もあって、そのあとグループごとにディスカッションを行い、会員皆が気づきを得て自社に持ち帰って実践するというのが基本スタイルです。

昨日はその報告の1回目のリハーサルでした。しっかり準備を整えて臨んだのですが、例会づくりに携わる例会委員メンバーにより、様々な観点から指摘が入ります。「自分の体験なのだから好きに語っていいのでは?」と感じるかもしれませんが、前述のとおり、報告は問題提起の役割もあるので、例会全体のテーマや目的に照らし合して、もっと伝えるべきこと、逆に削るべきところ、もっと深めるべきところなどが出てくるのです。

このリハーサルは何回か繰り返されます。指摘を受けて修正していくのですが、私はこの本番に至るまでの時間をとても大切にしています。それはまさに「内観」の時間だからです。実は同友会で報告するのは次で4回目です。それぞれのタイミングで自分の置かれている状況は変化しているため報告内容にも変化があります。またすべてを通して自分の経営者としての姿勢を確立したできごとは変化しない自分の幹の部分であり毎回伝えたいことです。

ここ最近は自分の目標(ビジョン)設定とその達成にいたるトピックが自分のなかで多くを占めており、自ずと内容もそこが膨らんでいました。(ようは単なる自慢話が多かったということです。)「そこから何を学ぶのか?」という指摘に対して気づきを得ました。自分は自慢をしたいのではなく、すべての経営者に全社員がワクワクするようなビジョンを掲げてほしくて、そして全社で実践するような風土を育んでほしくて、そして全社員がその実践のなかでやりがい・誇り・幸せを感じてほしいということを伝えたいのです。

だから「どうしてそう思ったのか?そのきっかけは?」、「全社で共有するために実践していることは?」、「で、今の課題は?」などを話す必要があったのです。

自分が伝えたいことは本当は何なのか?理念に照らし合わせれば答えは見えてくるのですが、もう少ししっかりと考えていきたいと思います。

次のリハーサルまでにしっかり内観して最高の報告ができるようにしていきたいと思います!

※同友会の例会はゲスト参加歓迎です。興味がありましたら是非安田までお問い合わせください。