~事務所だより~
こんにちは。安田コンサルティングの安田です。
先日寄せられました建設業許可の取得についての相談事例をお伝えいたします。これまで設備工事を営まれていた個人事業主の方ですが、将来大規模案件にも対応すべく管工事で建設業許可を取得したいとのこと。
1.経営管理責任者要件
確定申告書が5年分残されておりましたので、これで問題ありません。
2.専任技術者要件
施工管理技士等の資格は持っておられず10年経験の実務経験での証明となりま す。実務経験は10年分の契約書か請求書等の書類と、その期間中の企業の在籍を証明することになりますが、大阪府の場合、自分で自分を証明する場合、そうした資料は割愛することができます。
3.営業所要件
自宅開業でも構いませんが、その方は公団住まいのため事務所には使用できません。近隣に住まわれているご両親の家の一室を事務所とされていたため、これで問題なしです。ただ固定電話の契約がありませんでした。固定電話が必要なため、契約をお願いしました。
4.財産要件
個人事業主の場合は口座の500万円以上の残高証明が必要となります。証明日付から4週間以内に申請が完了しなければなりません。月末等で得意先から入金があったタイミングでの取得をお願いいたしました。
5.欠格要件
欠格となる条件に該当しないことを確認。
これらの確認を、その方のご自宅に訪問させていただき1時間ほど説明させていただきました。許可の取得は問題なさそうでしたので、その場でご依頼いただきました。
こうした「自分でも許可が取れるの?」という相談は無料で行っております。その場で「今は許可が取れない」という判断だったとしても相談料は頂きません。どうぞお気軽にお問い合わせください。
~お知らせ~
7月8日から開始しておりました「カンボジア自転車プロジェクト」のクラウドファンディングですが、無事に目標金額に到達することができました。(募集は8月29日までですので、こちらの原稿を書いている時点ではまだ達成金額は確定しておりません。)
多くの皆様にご協力いただきまして、本当にありがとうございました。一人でも多くのカンボジアの子どもたちの笑顔のため、これからも頑張ってまいります。
詳しくはクラウドファンディングREADYFORホームページ
(https://readyfor.jp/projects/cam-bi2024)をご覧ください。
QRコードからもご覧いただけます。