元気つうしん 2025年6月号 Vol. 119

~事務所だより~

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。
最近、補助金に関する情報を提供するセミナーの講師を何度か担当させていただきました。そこで、本日は現在公募中の補助金に関する情報をお届けいたします。

1.小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は、商工会・商工会議所の支援を受けながら、小規模事業者が販路開拓や業務効率化などを目的に行う取組に対して、費用の一部を補助する制度です。補助額は上限50万円(特例で最大250万円)、補助率は原則2/3です。ホームページ作成、チラシ制作、設備導入などが対象となり、事業の継続と成長を支援します。現在の公募は6月13日が締め切りですが、今年度複数回の公募が予定されています。

2.ものづくり補助金

ものづくり補助金(正式名称:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)は、中小企業や小規模事業者が革新的な製品・サービスの開発や生産プロセスの改善を行う際に、設備投資やシステム導入などの費用を支援する制度です。補助上限額は従業員数に応じて750万~2,500万円。補助率は中小企業で1/2、小規模事業者で2/3です。申請には、付加価値額や賃金の増加などを盛り込んだ3~5年の事業計画の策定が必要で、要件未達成の場合は補助金の返還義務が生じることがあります。現在の公募の締め切りは7月25日です。

3.新事業進出促進補助金

新事業進出促進補助金は、中小企業等が既存事業とは異なる新市場や高付加価値事業への進出を支援する制度です。補助上限額は従業員数に応じて2,500万~7,000万円(賃上げ特例適用で最大9,000万円)、補助率は1/2です。対象経費は機械装置、建物費、広告宣伝費など多岐にわたります。申請には、付加価値額の年平均4.0%以上の増加や、賃上げ、ワークライフバランス推進等の要件を満たす3~5年の事業計画が必要です。補助事業期間は交付決定日から14か月以内です。現在の公募の締め切りは7月10日です。

 

~建設業ニュース~

【建設会社のAI活用について】

中小建設会社においても少しずつAI活用が進んできています。現場管理なら「ANDPAD」、図面・帳票管理には「SPIDERPLUS」、見積作業には「積算AI」などがあります。これらのツールはクラウド型で導入しやすく、業務の効率化や属人化の解消にも効果的です。ご興味がございましたら、上記のツール名で一度検索してみてください!

元気つうしん 2025年5月号 Vol. 118

~事務所だより~

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。
本日は4月4日に岸和田商工会議所にて「小規模事業者持続化補助金活用対策セミナー」の講師を務めてきた様子をお伝えいたします。小規模事業者持続化補助金の公募が5月1日から開始されることもあって多くの方が参加されました。

セミナーの内容は、以下の通りです。

  1. 事業計画書の組み立てについて
  2. 採択されるための様々なノウハウとポイント
  3. 補助金、助成金についての基礎知識
  4. 小規模事業者持続化補助金について
  5. 加点対策
  6. 審査の観点
  7. 攻略チェックシート
  8. 電子申請の流れ、手順について

事業計画作成の基本的な考え方をお伝えしつつ、補助金対策セミナーらしく補助金情報にも重点を置きました。特に加点対応、審査の観点をしっかりお伝えし、「攻略チェックシート」も提供いたしました。

最後は電子申請の流れや手順について。結構、「スマホでもなんとかなる」なんて話を聞きますが、「岸和田から東京までは歩きでもなんとかなる」と同じです。決して不可能ではありませんがかなり難しいです。

終了後、質問もたくさんいただきました。ご参加いただきました皆さんの手助けになれれば幸いです。

 

~お知らせ~

【カンボジア訪問記の2019年、2022年、2023年、2024年をAmazonにて電子出版しました!】

カンボジア自転車プロジェクトは2015年にカンボジアを訪問したことをきっかけにスタートしました。その経緯の詳細は書籍『カンボジア自転車プロジェクト オッサンが国際支援をはじめた!』に記しました。

本の中ではカンボジア自転車プロジェクトの2018年までの活動記録を記載しています。

本の出版後にどのようなことが起こったかを皆さんにお知らせしたいと考え2019年以降の現地での活動記録を電子書籍として出版してみようと思い立ちました。

書籍には掲載できなかった2019年以降の訪問記(2019年、2022年、2023年、2024年)それぞれがAmazonにて販売中です。Amazonにて「カンボジア自転車プロジェクト」と検索してみてください!

岸和田商工会議所にて「小規模事業者持続化補助金活用対策セミナー」の講師を担当してまいりました!

こんにちは。株式会社パールの安田です。

本日は4月4日に岸和田商工会議所にて「小規模事業者持続化補助金活用対策セミナー」の講師を務めてきた様子をお伝えいたします。

小規模事業者持続化補助金の公募が5月1日から開始されることもあって多くの方が参加されました。

セミナーの内容ですが、以下の通りです。

  1. 事業計画書の組み立てについて
  2. 採択されるための様々なノウハウとポイント
  3. 補助金、助成金についての基礎知識
  4. 小規模事業者持続化補助金について
  5. 加点対策
  6. 審査の観点
  7. 攻略チェックシート
  8. 電子申請の流れ、手順について

事業計画作成の基本的な考え方をお伝えしつつ、補助金対策セミナーらしく補助金情報にも重点を置きました。特に加点対応、審査の観点をしっかりお伝えし、「攻略チェックシート」も提供いたしました。

最後は電子申請の流れや手順について。結構、「スマホでもなんとかなる」なんて話を聞きますが、「岸和田から東京までは歩きでもなんとかなる」と同じです。決して不可能ではありませんがかなり難しいです。

終了後に質問もたくさんいただきました。ご参加いただきました皆さんにも喜んでいただけましたようで何よりです。

元気つうしん 2025年4月号 Vol. 117

~事務所だより~

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。今回は先日ご依頼いただきました建設業許可の新規取得の特急申請についてご紹介いたします。

「急ぎで建設業許可を取得したい」

そうご連絡を頂いたのは先日の日曜日でした。取得されたい工事種別(屋根工事)、経営経験(その方は法人として2期、その前は個人事業主で確定申告書有り)、専任技術者(10年経験で契約書関係有)を確認。安田のスケジュールも調整できそうだったので「2つほど確認事項がありますが特急可能」と回答いたしました。

2つの確認事項というのは本籍地と最新の決算書(貸借対照表)です。建設業許可の申請には本籍地から取り寄せる身分証明書をつける必要があります。遠方の場合は郵送請求するのですが1週間ほどかかります。どうしても必要な場合は遠方でも車を走らせ取りに行く必要があります。今回は大阪府内の本籍地でしたので直接役場に行くことができました。

もう1つの確認事項である決算書はいわゆる「財産要件」です。よく「資本金が500万ならいける」と勘違いされてしまうのですが、正確には資本金を含む「純資産の部の合計が500万円以上」です。資本金が500万円でも赤字を繰り返し繰越利益剰余金がマイナスの場合は純資産の部が500万円を下回ります。このような場合は金融機関から口座の500万円以上の残高証明を取り寄せる必要があります。残高が足りなければ資金を集めるか入金がある日まで待つ必要がありますし、500万円以上あったとしても通常残高証明の取得は数日かかるのです。今回のご依頼者は資本金500万円+繰越利益剰余金もプラスでしたので問題ありませんでした。

集めてほしい確定申告書、工事の契約関係書類、社会保険等の書類の一覧をメッセージで送信し、委任状を頂いたのち、登記簿や府税納税証明書、上述の身分証明書などいくつもの行政機関を回りました。その日の夜に社会保険等の書類を受け取り、その場で事務所の写真撮影を行いました。その後、申請書類を急いで作成し翌日午前中には大阪府庁に申請書を提出することができました。

ちなみに「特急のご依頼」に別途料金は頂いておりません。ただ安田のスケジュールが調整可能な場合に限らせていただいております。そのため他の業務で立て込んでいる場合には特急対応ができないこともありますのでご容赦ください。

 

~建設業ニュース~

【小規模事業者持続化補助金、5月1日より公募開始】

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者等が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更等に対応するために取り組む販路開拓等の取組の経費の一部を補助することにより、地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を図ることを目的とします。

販路開拓等で使える補助金で補助上限50万円、賃金引上げ特例は150万円の上乗せとなります。補助率は2/3です。ただし事業計画を作成しインターネットで電子申請する必要があるためハードルは低くありません。詳しくは地元の商工会議所/商工会にお問い合わせください。

堺商工会議所にて「様々な補助金等に応用可能!事業計画書作成セミナー」の講師を担当してまいりました!

こんにちは。株式会社パールの安田です。

本日は3月3日に堺商工会議所にて「様々な補助金等に応用可能!事業計画書作成セミナー」の講師を務めてきた様子をお伝えいたします。

小規模事業者持続化補助金の公募要領が発表され、5月1日から申請が開始されるとあって、補助金業界もにぎやかになってきたように思います。今回の堺商工会議所もそうですが、ほかの支援機関さんからも講師のご依頼を頂いております。

3日のセミナーの内容ですが、以下の通りです。

  1. 事業計画書の組み立てについて
  2. 採択されるための様々なノウハウとポイント
  3. 補助金、助成金についての基礎知識
  4. 小規模事業者持続化補助金について
  5. 加点対策
  6. 審査の観点
  7. 攻略チェックシート

事業計画作成の基本的な考え方をお伝えしつつ、補助金対策セミナーらしく補助金情報にも重点を置きました。特に加点対応、審査の観点をしっかりめにお伝えし、最後は「攻略チェックシート」のご提供です。

終了後に質問もたくさんいただきました。ご参加いただきました皆さんにも喜んでいただけましたようで何よりです。

元気つうしん 2025年3月号 Vol. 116

~事務所だより~

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。今回は兵庫県小野市の商工会議所の職員さん向けに「小規模事業者持続化補助金攻略勉強会」の講師を務めた様子をお伝えいたします。

今回の勉強会は受講者が企業さんではなく、企業さんを支援する商工会議所のスタッフさんです。持続化補助金の相談が多く、どう事業計画づくりをサポートしていけばいいのか様々な角度からお伝えいたしました。

話の内容は以下の通りです。

  1. 事業計画書の組み立てについて
  2. 採択されるための様々なノウハウとポイント
  3. 補助金、助成金についての基礎知識
  4. 小規模事業者持続化補助金について
  5. 加点対策
  6. 審査の観点
  7. 攻略チェックシート

次年度の持続化補助金についてはまだ公募要領が発表されていませんので今年度までの内容をベースにしました。特に力を入れたのは上記の5~7です。

5について。持続化補助金は重点政策加点と政策加点の2つがあります。重点政策は環境変化加点が基本。そして政策加点。ここは「該当するものがない」というケースであったとしても「該当させる」ようにもっていきます。どの加点に対応するか、どう手続きをサポートしていくか、短い期間でどう実現するかなどお伝えしました。

6については公募要領に書かれている「審査の観点」をどう表現していくべきか。地元で創業何十年も経っている小さな商店を例に挙げて「強みは何か」、「ターゲットは誰か」、「新規開拓とリピートとどっちが重要か」などなど。実例を交えてお話しさせていただきました。

7についてはチェックシートの提供です。「書くべきことは書いたか」をチェックしていけるシートを作成して提供させていただきました。多くの企業を同時並行で支援していく商工会議所さんのスタッフさんですから混同してしまいがちなところですが、こうしたチェックシートを利用して効率よく完成度の高い事業計画が書けるようサポートしていってほしいと思います。

勉強会は2時間30分ほどでしたがあっという間に終了。担当者の方から翌日に感謝のお声もいただきまして、満足度の高さを感じることができました。

 

 

~建設業ニュース~

【中小企業省力化補助金の拡充】

中小企業省力化投資補助金では、省力化に寄与する汎用(はんよう)製品をカタログから選ぶ方法で、その導入費用を補助します。

測量機(自動視準・自動追尾機能付き高機能トータルステーション)、地上型3Dレーザースキャナー、GNSS測量機(RTK)、清掃ロボット、マシンコントロール(MC)・マシンガイダンス(MG)機能付きショベルなどが対象です。さらに、シンダーコンクリート解体機、チルトローテータ付ショベル、建設現場作業ロボット(鉄筋組み立て作業ロボット)の3件が順次拡充されます。

商工会議所の職員さん向けに「小規模事業者持続化補助金攻略勉強会」の講師を務めてまいりました!

こんにちは。株式会社パールの安田です。今回は小野市の商工会議所の職員さん向けに「小規模事業者持続化補助金攻略勉強会」の講師を務めてまいりました様子をお伝えいたします。

今回の勉強会は受講者が企業さんではなく、企業さんを支援する商工会議所のスタッフさんです。持続化補助金の相談が多く、どう事業計画づくりをサポートしていけばいいのか様々な角度からお伝えいたしました。

話の内容は以下の通りです。

  1. 事業計画書の組み立てについて
  2. 採択されるための様々なノウハウとポイント
  3. 補助金、助成金についての基礎知識
  4. 小規模事業者持続化補助金について
  5. 加点対策
  6. 審査の観点
  7. 攻略チェックシート

次年度の持続化補助金についてはまだ公募要領が発表されていませんので今年度までの内容をベースにしました。特に力を入れましたのは上記の5~7です。

5について。持続化補助金は重点政策加点と政策加点の2つがあります。重点政策は環境変化加点が基本。そして政策加点。ここは「該当するものがない」というケースであったとしても「該当させる」ようにもっていきます。どの加点に対応するか、どう手続きをサポートしていくか、短い期間でどう実現するかなどお伝えいたしました。

6については公募要領に書かれている「審査の観点」をどう表現していくべきか。地元で創業何十年も経っている小さな商店を例に挙げて「強みは何か?」、「ターゲットは誰か?」、「新規開拓とリピートとどっちが重要か」などなど。実例を交えてお話しさせていただきました。

7についてはチェックシートの提供です。「書くべきことは書いたか?」をチェックしていけるシートを作成してご提供させていただきました。多くの企業を同時並行で支援していく商工会議所さんのスタッフさんですから混同してしまいがちなところですが、こうしたチェックシートを利用して効率よく完成度の高い事業計画が書けるようサポートしていってほしいと考えています。

勉強会は2時間30分ほどでしたがあっという間に終了。担当者の方から翌日に喜びのお声もいただきまして、満足度の高さを感じることができました。

元気つうしん 2025年2月号 Vol. 115

~事務所だより~

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。本日は1月17日に和歌山県田辺市にあります和歌山県立情報交流センターBig・Uにて行いました研修についてお伝えいたします。こちらの研修は和歌山県内の公的な支援機関の職員さん向けに行われた研修で毎年講師を担当させていただいております。今回のテーマは『経営体質の健全化に向けて』として、以下の6つの項目を2時間50分でお話ししました。

  1. 企業の経営理念と気づきへの促し
    ①経営理念とは ②4つの視点(顧客、スタッフ、社会、自分自身)で考える事業の目的 ③創業精神 ④仕事の誇り ⑤地域の振興とは
  2. 10年後のビジョンの共有
    ①顧客について ②競争力の強化 ③競争力の6要素 ④仕事のやりがいの3要素 ⑤顧客満足のその上とは
  3. 問題点と課題の抽出
    ①問題と課題の違い ②不安と危機感の違い ③ビジョンと現状の違い
  4. 競争力強化と人材育成
    ①強みとは何か ②経営資源について ③BtoCにおける競争力 ④BtoBにおける競争力 ⑤多能工の育成 ⑥キャリアと賃金 ⑦事業承継 ⑧技能承継
  5. 財務体質の改善
    ①収益性 ②利益率 ③生産性と付加価値 ④貸借対照表から見るキャッシュフロー経営 ⑤キャッシュフローを増やす8つの方法 ⑥損益分岐点分析
  6. 資金調達と補助金活用
    ①収益改善スパイラル ②資金調達 ③補助金の活用 ④補助金の代表的な加点対策 ⑤一般事業主行動計画の策定 ⑥パートナーシップ構築宣言 ⑦経営力向上計画 ⑧事業継続力強化計画

3時間弱という短い時間で内容は盛りだくさん。そんななか少しだけ演習も盛り込みました。受講された皆さんがそれぞれの地域でご活躍され、地域の中小企業が反映し、地域の振興が進むことを願っています。

 

~建設業ニュース~

建設業法施行令の一部改正について

令和6年12月6日、「建設業法施行令及び国立大学法人法施行令の一部を改正する政令」は閣議決定され、特定建設業許可等の金額要件が見直されることになりました。

 

『経営体質の健全化に向けて』というテーマで研修を担当いたしました!

こんにちは。株式会社パールの安田です。本日は1月17日に和歌山県田辺市にあります和歌山県立情報交流センターBig・Uにて行いました研修についてお伝えいたします。

こちらの研修は和歌山県内の公的な支援機関の職員さん向けに行われた研修で毎年講師を担当させていただいております。今回のテーマは『経営体質の健全化に向けて』として、以下の6つの項目を2時間50分でお話ししました。

  1.  企業の経営理念と気づきへの促し
    ①経営理念とは ②4つの視点(顧客、スタッフ、社会、自分自身)で考える事業の目的 ③創業精神 ④仕事の誇り ⑤地域の振興とは
  2. 10年後のビジョンの共有
    ①顧客について ②競争力の強化 ③競争力の6要素 ④仕事のやりがいの3要素 ⑤顧客満足のその上とは
  3. 問題点と課題の抽出
    ①問題と課題の違い ②不安と危機感の違い ③ビジョンと現状の違い
  4. 競争力強化と人材育成
    ①強みとは何か ②経営資源について ③BtoCにおける競争力 ④BtoBにおける競争力 ⑤多能工の育成 ⑥キャリアと賃金 ⑦事業承継 ⑧技能承継
  5. 財務体質の改善
    ①収益性 ②利益率 ③生産性と付加価値 ④貸借対照表から見るキャッシュフロー経営 ⑤キャッシュフローを増やす8つの方法 ⑥損益分岐点分析
  6. 資金調達と補助金活用
    ①収益改善スパイラル ②資金調達 ③補助金の活用 ④補助金の代表的な加点対策 ⑤一般事業主行動計画の策定 ⑥パートナーシップ構築宣言 ⑦経営力向上計画 ⑧事業継続力強化計画

3時間弱という短い時間で内容は盛りだくさん。そんななか少しだけ演習も盛り込みました。受講された皆さんがそれぞれの地域でご活躍され、地域の中小企業が反映し、地域の振興が進むことを願っています。

元気つうしん 2025年1月号 Vol. 114

~事務所だより~

謹んで新春の祝詞を申し上げます。
昨年は格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
貴社の益々のご繁栄をお祈り申し上げますとともに本年も倍旧のお引き立てのほどひとえにお願い申し上げます。

令和七年 元旦

改めまして、こんにちは。安田コンサルティングの安田です。本日は12月8日~23日にボランティアのためカンボジアを訪問してまいりました様子をお伝えいたします。期間中は皆さまにご不便をおかけしまして誠に申し訳ございませんでした。

1.カンボジア訪問の目的

カンボジアの農村エリアに住む貧困家庭の中学生に通学用自転車とパンク修理キットをプレゼントしています。また、中学校に自転車修理の拠点となる修理クラブを立ち上げ修理用の工具と交換用パーツを提供しています。

2.今回の訪問では

カンボジアの様々な地域を訪問し、それぞれの場所で自転車寄贈セレモニーを開きました。今年は310台の自転車を6か所に分けてプレゼントしました。また新たに5か所の自転車修理クラブを設立。並行してこれまでの38か所のクラブに対して交換用パーツを補給いたしました。こうした活動を2016年から開始し、今年で合計1,983台の自転車が寄贈でき、44か所の自転車修理クラブが設立できました。

3.ご支援くださいましてありがとうございました

多くのお客様からもご支援いただきました。おかげさまでプロジェクトは無事完了し、たくさんの子どもとその家族を笑顔にすることができました。子どもたちの未来のために必要な教育を受け続けられるようにするこの活動をこれからもどうかよろしくお願いいたします。

 

~ニュース~

【読売福祉文化賞を受賞いたしました】

昨年12月8日、カンボジア自転車プロジェクト(https://cam-bi.net/)が「読売福祉文化賞」を受賞することができました!こちらの賞は「読売新聞社と読売光と愛の事業団」が行っている賞で「今の時代にふさわしい福祉活動に取り組んでいる団体などを顕彰する」とあります。これまでご支援いただきました皆さんのご協力がこのような形になったのだと思います。本当にありがとうございました。