~事務所だより~
こんにちは。安田コンサルティングの安田です。今回は兵庫県小野市の商工会議所の職員さん向けに「小規模事業者持続化補助金攻略勉強会」の講師を務めた様子をお伝えいたします。
今回の勉強会は受講者が企業さんではなく、企業さんを支援する商工会議所のスタッフさんです。持続化補助金の相談が多く、どう事業計画づくりをサポートしていけばいいのか様々な角度からお伝えいたしました。
話の内容は以下の通りです。
- 事業計画書の組み立てについて
- 採択されるための様々なノウハウとポイント
- 補助金、助成金についての基礎知識
- 小規模事業者持続化補助金について
- 加点対策
- 審査の観点
- 攻略チェックシート
次年度の持続化補助金についてはまだ公募要領が発表されていませんので今年度までの内容をベースにしました。特に力を入れたのは上記の5~7です。
5について。持続化補助金は重点政策加点と政策加点の2つがあります。重点政策は環境変化加点が基本。そして政策加点。ここは「該当するものがない」というケースであったとしても「該当させる」ようにもっていきます。どの加点に対応するか、どう手続きをサポートしていくか、短い期間でどう実現するかなどお伝えしました。
6については公募要領に書かれている「審査の観点」をどう表現していくべきか。地元で創業何十年も経っている小さな商店を例に挙げて「強みは何か」、「ターゲットは誰か」、「新規開拓とリピートとどっちが重要か」などなど。実例を交えてお話しさせていただきました。
7についてはチェックシートの提供です。「書くべきことは書いたか」をチェックしていけるシートを作成して提供させていただきました。多くの企業を同時並行で支援していく商工会議所さんのスタッフさんですから混同してしまいがちなところですが、こうしたチェックシートを利用して効率よく完成度の高い事業計画が書けるようサポートしていってほしいと思います。
勉強会は2時間30分ほどでしたがあっという間に終了。担当者の方から翌日に感謝のお声もいただきまして、満足度の高さを感じることができました。
~建設業ニュース~
【中小企業省力化補助金の拡充】
中小企業省力化投資補助金では、省力化に寄与する汎用(はんよう)製品をカタログから選ぶ方法で、その導入費用を補助します。
測量機(自動視準・自動追尾機能付き高機能トータルステーション)、地上型3Dレーザースキャナー、GNSS測量機(RTK)、清掃ロボット、マシンコントロール(MC)・マシンガイダンス(MG)機能付きショベルなどが対象です。さらに、シンダーコンクリート解体機、チルトローテータ付ショベル、建設現場作業ロボット(鉄筋組み立て作業ロボット)の3件が順次拡充されます。
