今年も有難うございました。

お陰さまで5期目の節目を無事終えることができました。皆さんありがとうございます。
年初にたてた目標を全て達成とはいきませんでした。課題を残した年となりました。その分来年をさらなる飛躍の年となるよう精進してまいります。
最後となりましたが来年が皆様にとって幸多き年となりますようお祈り申し上げます。

住宅版エコポイント制度、概要の説明資料やリーフレットの公開もはじまりました

国土交通省のホームページで住宅版エコポイント制度、概要の説明資料やリーフレットの公開もはじまりました。

この制度で新築やリフォーム顧客への営業をパワーアップしようと考えている工務店も多いと思いますが、まず最初に注意したいのは対象となる工事と着工・完成引渡しの時期です。

■対象工事

1 エコリフォム
次の?又は?の改修工事
?窓の断熱改修
?外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
※これらに併せて、バリアフリーリフォーム(手すりの設置、屋内の段差解消、通路又は出入口の幅の拡張)を行う場合は、その分のポイントが加算されます。

2 住宅の新築
次の?又は?に該当する新築住宅
?省エネ法のトップランナー基準(住宅事業建築主の判断の基準)相当の住宅
?省ネ基準(平成年基準)を満たす木造住宅
※ポイントの申請には、基準を満たすことを証明するための登録住宅性能評価機関等の第三者評価が必要です。

■着工・完成引渡しの時期

1 エコリフォム
平成22年1月1日~12月31日に工事着手したもの
(平成21年度第2次補正予算の成立日以降に工事が完了したものに限る)
※工事着手とはポイント対象工事を含むリフォーム工事全体の着手をいいます。

2 住宅の新築
平成21年12月8日~平成22年12月31日に建築着工したもの
(平成21年度第2次補正予算の成立日以降に工事が完了し、引き渡されたものに限る)
、※建築着工とは根切り工事又は基礎杭打ち工事リフォーム工事全体の着手をいいます。

新しい制度だけに工事に着手したのはいいが、ポイントが付与されなかったなどの手違いが発生すると大きなクレームとなるので注意したいところ。詳しくは以下の問い合わせ先に尋ねるかホームページを参照してください。

○ 国土交通省住宅局住宅生産課

[電話番号]03-5253-8111 (内線39471、39472、39473)

○ (財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター

[電話番号]03-3261-9358

      (1月1日~3日を除く 10:00~12:00 13:00~17:00)

福祉住環境コーディネーターの研修『現況図・計画図作成のポイントセミナー』を受講

先日、福祉住環境コーディネーターのスキルアップセミナーを受講してきました。

Dc122004 ※写真は講師の先生のブログから勝手にお借りしました。スミマセン

福祉住環境整備はリフォームのなかでも大きな分野の1つ。医療的な知識と建築に関する知識の両方を兼ね備え、医療関係者、工務店、行政などと居宅者を結ぶコーディネート役を担うのが福祉住環境コーディネーターです。比較的小規模な工務店へこの分野へ裾野を広げる提案をよくしています。

ときどきこうしたセミナーを受講します。それはささやかな実務体験の経験値を積むためです。改修理由書に添付する図面を書くにはどうした手間がかかるのか。現地調査に出向く場合のチェックポイントは何か。セミナーですべてがまかなえるわけではありませんが、提案内容に具体性を持たせたいための学習の場として大切にしています。

ちなみにこの写真、私もばっちり写っていますがどれかわかりますか??

住宅版エコポイント制度の対象が発表されました

12月8日に閣議決定した住宅版エコポイントの対象が国土交通省のホームページに発表されました。

当初来年の平成22年1月1日以降に着工したものとなる予定でしたが、この制限により着工日をずらす施主・工務店が出てきているためか閣議決定した12月8日以降の着工ということになりました。

ポイント付与や活用方法についてはまだ定まっていません。

以下、国交省のホームページから引用した対象工事の範囲です。

■エコポイントの発行対象

 補正予算の成立日以降に、原則として、工事が完了し、引き渡された住宅が対象
 (ただし、エコ住宅の新築については、平成21年12月8日以降に建築着工したものに限る。)

 (1) エコリフォーム
   ・ 窓の断熱改修(内窓設置(二重サッシ化)、ガラス交換(複層ガラス化))
   ・ 外壁、天井又は床の断熱材の施工
    ※ これらに併せて、バリアフリーリフォームを行う場合、ポイントを加算

 (2) エコ住宅の新築
   ・ 省エネ法のトップランナー基準(省エネ基準+α(高効率給湯器等))相当の住宅
   ・ 木造住宅(省エネ基準を満たすものに限る)

「昔はここは池だった・・・」など軟弱地盤となりえる場所を予め調査する

日経コンストラクション2009.11-23号の特集「敷地のリスクを見抜け」でおもしろいウェブサイトのサービスが色々と紹介されていました。さっそく事務所がある大阪府貝塚市近辺で調べてみました。

建物を建てる前にその土地を現地調査したりボーリングやSSなどで地盤調査をしますが、なかなか施主自身の手でそこまで調査することはできません。土地取得前なら尚のことです。

そこで素人でも得ることが出来る情報を提供するウェブサイトがあります。

  • 国土変遷アーカイブ空中写真閲覧システム:全国で撮影された航空写真ですが、一番古いものなら1946年ぐらいまで。ちなみに貝塚市の1956年ごろの写真はこちら。Googleのグーグルマップの航空写真と比べると比較しやすいでしょう。ちなみに貝塚市は非常に池が多い地域です。宅地造成などで埋め立てられた場所もある可能性が高いです。
  • GEODAS(ジオダス):無料で地盤調査の結果を地図上にマッピングした画像が得られます。ちなみに貝塚市のデータはこちら。軟弱地盤と判定された箇所が多くあります。
  • 全国地盤環境情報ディレクトリ:環境省が提供する地盤沈下の状況や地下水の利用状況を提供しています。

今回は軟弱地盤関連の情報ですが、紙面では活断層情報などを提供するウェブサイトも紹介されていました。詳しくは日経アーキテクチャをご覧下さい。

マイ携帯:X05HT壊れる・・・

愛用の携帯X05HTが壊れました・・・

X05HTはWindows Mobileが搭載された携帯。OutlookでToDoや住所録などを管理しているのでWindowsと親和性の高い携帯ということで選びました。

操作はタッチパネルとミニキーボード。タッチパネルは少し使いづらいけれども、使いづらいのがまた気に入っていたのですが・・・

そして壊れたのがタッチパネルです。まったく反応しなくなりました。ミニキーボードで代用といってもタッチパネルの操作なしではできることが限られているのです。

初期化するなどして粘ったのですが断念。明日修理に出します。

先代の携帯を残しておいてよかったです。SIMを入れ替えるだけで使えるのは大いに助かりました。

住宅ローン借換えのイロハ

住宅金融支援機構にて『住宅ローン借換えのイロハ』という借換えノウハウをまとめたホームページが公開されている。

住宅の新築やリフォームを手掛ける工務店で住宅ローンやリフォームローンについての勉強会を開催しているケースはよく見かける。金融機関と共同開催の場合もあるし単独の場合もある。購入検討者にとって住宅のハード面はもちろんだが資金面での不安を解消する・和らげてあげることが目的である。

しかしながら販売が終了したあとのフォローは定期点検やリフォーム提案などハード面でのサポートのみ行っている工務店が多い。それでは住宅に関する総合サポートとはほど遠い。ソフト面で以下のような問い合わせにアドバイス・対応できるだろうか?

  • 住宅ローンの支払条件変更や借換えのこと
  • 転勤などで家を離れることとなった場合、空き家のセキュリティや賃貸としての運用提案

ほかにも色々あるが、すべて「住宅」にまつわる居住者の悩み事だ。トータルサポートで立替やリピート利用を期待するのであれば是非ともこうした部分にも知識の幅を広げておきたいものである。