元気つうしん 2017年10月号 Vol.27

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~事務所だより~

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。9月も終わりを迎え、秋虫の声も豊かに過ごしやすい日が増えて参りました。               今月は9月14日、15日の2日間に渡り参加して参りました中小企業家同友会・青年経営者全国交流会の様子をご紹介いたします。中小企業家同友会は全国47都道府県で組織される経営者の集まりで経営者として学び、自らの企業を良くすることはもちろん、地域の振興にも力を入れていこうという団体です。(こちらに紹介動画があります。http://www.doyu.jp/org/wakaru/)安田自身も2010年に入会して以来ずっと参加しています。

今回ご紹介する中小企業家同友会・青年経営者全国交流会は全国の同友会会員が集まる全国行事で今回も1200名以上の仲間が集いました。安田はもう45才。すでに大阪同友会の青年部は卒業していますが全国の仲間と会うことができる交流会なので可能な限り参加するようにしています。

1日目は分科会。60分間の会員による経営体験報告と約2時間のグループ討論が主な内容です。分科会での学びは以下の通りでした。

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経営者としての自覚・覚悟をもって自らの責任を果たす必要がある。責任の相手としては顧客、社員が主であるが、顧客に対する責任は全社で果たすもの。安定して良い商品・サービスを提供する責任がある。     経営者としては社員に果たす責任が一番重要視され①存続、②楽しさ、③幸せの3つの責任を果たす環境作りが一番の役割となる。特に「社員と向き合う」ことに関しては、社員を一括りにするのではなく、一人一人の人間性を把握するという努力が大切となる。

2日目は全体会。特別報告や基調講演が主な内容です。共に同友会の会員が自らの体験を話すということが他の講演とは異なるところではないでしょうか。ここにも多くの学びがありました。

会社には多種多様な人間がいる。多種多様な意見がある。働く目的も多種多様である。『人間万事塞翁が馬』 今の連続が未来を創る。挑戦こそが未来を創る。経営指針とは①労使見解の考え方が反映され、②全員で計画され、③そして成果を上げることが大切である。

学び多きこの2日間。まずは経営者としての自分の学びを実践に変えていくこと。そして経営コンサルタントしてこの学びを広く発信していきたいと考えています。

 

~雑記~

「ここから歩きはじめる」と言う人権啓発映画を30分程ではありますが鑑賞してきました。テーマは認知症…認知症の親を持つ主人公とその家族の中で繰り広げられる介護をめぐる葛藤ときずなの紡ぎなおしを描くことで、高齢者が人間として誇りを持って生きていく上で大切なことについて、家族や地域の視点を通して考える作品とされていました。私自身、4人の高齢者を抱えており正に直面するであろう状況です。認知症サポーターは受講しているものの直面すると果たして活かされるのかどうか?認知度合いも違い、その人にあった対応が求められる。恥ずかしいことではない、近隣地域の協力を得る柔軟さも必要であると、改めて認知症の正しい理解と地域の大切さを感じさせられました。(T)

 

裏

~建設業ニュース~

【建設業振興基金による女性活躍推進相談窓口事業】

国土交通省は、地域社会を支える中小・中堅建設企業等の女性活躍推進を支援するため、平成29年度事業として「建設産業の女性入職・定着促進事業」を実施します。本事業の一環として、(一財)建設業振興基金内に「女性活躍推進相談窓口」を設置し、実務に精通した専門家が中小・中堅建設企業等に対する女性の入職・定着に関するアドバイスを行います。詳しくはホームページ                   (https://www.yoi-kensetsu.com/jyokatsu/)をご覧ください。相談のネット申し込みも可能です。

追記                                    昨年から始めていますカンボジア自転車プロジェクトなのですが、9月19日(火)からクラウドファンディングにも挑戦することになりました。            是非下記URLをご覧ください。https://readyfor.jp/projects/cam-bi                     カンボジアの子ども達が学校に通いつづけられるよう自転車をプレゼントしようというプロジェクトです。是非ご協力ご検討ください。

 

~月ごよみ~

10月1日 印章の日

1873年太政官布告で公式の書類に実印を押すように定められたのを記念して全日本印章業組合連合会が制定しました。

 

10月5日 時刻表の日

庚寅新誌社が発行した「汽車汽船旅行案内」という本格的な時刻表が1894年に発売されました。汽車の発車時刻、運賃だけでなく小説、紀行文、沿線案内も掲載された旅行ガイドブックを兼ねたものでした。

 

10月10日 缶詰の日

1872年に長崎でイワシの油漬け缶詰が作られたのと、1877年北海道開拓使が石狩町に日本で初めて量産できる缶詰工場を開設したことにちなんで、1987年に日本缶詰協会が制定しました。

 

10月16日 世界食糧の日

1945年国連の食糧農業機関(FAO)が設立されたのを記念して、1981年に設けられました。飢餓、貧困の克服を目指して世界各国でシンポジウム、集会、展示会などが開かれます。

 

10月22日 パラシュートの日

フランスのアンドレ・ジャック・ガルネランが1797年に世界で初のパラシュート降下しました。直径7m、32本の骨がついたカンバス地でできた傘とゴンドラをつけたもので、気球の下にこれを結び付けて浮上、高度900mのところで綱を切って地上に飛び降りました。

 

10月29日 第一回宝くじ発売の日

1945年日 本で初めて臨時資金調達法に基づいて戦災復興の資金調達のため「宝くじ」が発売されました。1枚10円で、賞金は1等10万円、2等1万円、3等1000円、4等50円、5等20円で副賞として4等までキャラコが付きました。

 

中小企業家同友会の「第45回青年経営者全国交流会」に参加してきました!

0039月14日、15日は中小企業家同友会が毎年開催する青年経営者全国交流会に参加してきました。安田はもう45才。すでに大阪同友会の青年部は卒業していますが全国の仲間と会うことができる交流会なので可能な限り参加するようにしています。

1日目は分科会。60分間の会員による経営体験報告と約2時間のグループ討論が主な内容です。分科会での学びは以下の通りでした。

経営者としての自覚・覚悟をもって自らの責任を果たす必要がある。責任の相手としては顧客、社員が主であるが、顧客に対する責任は全社で果たすもの。安定して良い商品・サービスを提供する責任がある。経営者としては社員に果たす責任が一番重要視され①存続、②楽しさ、③幸せの3つの責任を果たす環境作りが一番の役割となる。特に「社員と向き合う」ことに関しては、社員を一括りにするのではなく、一人一人の人間性を把握するという努力が大切となる。

2日目は全体会。特別報告や基調講演が主な内容です。共に同友会の会員が自らの体験を話すということが他の講演とは異なるところではないでしょうか。ここにも多くの学びがありました。

会社には多種多様な人間がいる。多種多様な意見がある。働く目的も多種多様である。

『人間万事塞翁が馬』 今の連続が未来を創る。挑戦こそが未来を創る。

経営指針とは①労使見解の考え方が反映され、②全員で計画され、③そして成果を上げることが大切である

学び多きこの2日間。まずは経営者としての自分の学びを実践に変えていくこと。そして経営コンサルタントしてこの学びを広く発信していきたいと考えています。

新温泉町商工会さんにて2回シリーズにわたり戦略的経理マン養成講座の講師を務めてまいりました!

21232019_140483856560067_9125717163112457655_n7月24日と9月4日、新温泉町商工会さんにて2回シリーズにわたり戦略的経理マン養成講座の講師を務めてまいりました!
実は2回目は8月7日だったのですが台風接近により延期となり9月4日となりました。

新温泉町商工会青年部さん主催にて行われたこのセミナーは「次世代を担う後継者が健全で安定した事業を行う上で必要な経営計画策定手法の習得と併せて、経営分析に不可欠な財務・会計の知識習得を目指します。」という目的で開催されたものでした。講座の内容は以下の通りです。

1回目の内容

  1. 決算書の種類と読み方の復習
  2. ボックス決算書による安全性分析
  3. 財務分析(収益性、効率性、生産性)
  4. 問題抽出と課題解決の方法

2回目の内容

  1. 経営理念とビジョンについて
  2. 利益と競争力について
  3. ビジョン達成に向けての作戦
  4. 経営計画
  5. 目標損益計算書と目標貸借対照表

keiriman多岐に渡る内容です。それぞれ2時間でしたのであっという間に終了してしまいました。あとでしっかり復習していただけるように拙著『ゼロからの戦略的経理マン養成講座』をプレゼントさせていただきました。

講座終了後は有志による懇親会。受講生の方々と交流を深めるとともに、お互いの将来の夢などを語り合い本当に充実した時間を過ごすことができました。

新温泉町商工会の職員の方々、青年部の皆さん、本当にありがとうございました!

 

はちまん創業塾の講師を務めて参りました!!

201709051554067月9日から6回シリーズで開催されました「はちまん創業塾」の講師を務めて参りました。

こちらは近江八幡商工会議所さんと安土町商工会さんの共催で行われている創業塾で、昨年度より講師として担当させて頂いています。

もともと滋賀県商工会連合会さんが実施している専門家派遣事業で知り合いました商工会の担当者さんが推薦していただいたというきっかけでして、ご縁に感謝するとともに再びご依頼いただいたことが本当に嬉しく感じています。

今回は1日目~3日目、そして最終日を担当させて頂きました。中の4日目、5日目は色々なところでご一緒させていただいています、ひとのわの代表で同じ中小企業診断士でもある福住昌子さん。実は福住さんは私に創業支援のきっかけを与えて下さった方でもあります。
自分の担当講義は無かったのですが4日目、5日目も顔を出させていただきました(^^)

20170905155431こちらがそのカリキュラムです。

創業の心構え、事業コンセプトの立案、3C分析やSWOT分析、マーケティング、販路開拓、AIDMAやAISAS、会計処理と税務、インターネットとITの活用などなど色々とお話しさせて頂きました。

6回シリーズの最終は8月27日。1ヶ月半に及ぶ創業塾の締めくくりはビジネスプラン発表会。半分以上の参加者が発表に手を挙げていただいてとっても盛り上がりました。思い思いに自分の夢、ビジョンを語る姿。そしてそれを応援する他の受講生や商工会議所、商工会の皆さん。その場がとっても温かくて心地よかったです。この仕事をしてて良かったと思った瞬間でした。

最後は慰労会。皆さん「やっと終わった!!」と一息つくかと思いきや、皆これからの話に花が咲いていました。たくさんの人が自分の夢を実現し、そしてお客さんや社員さんを笑顔にする経営者になってくれると願っています。

元気つうしん 2017年9月号 Vol.26

表

~事務所だより~

こんにちは。安田コンサルティングの安田です。いよいよ9月を迎え今年も残り4カ月となりました。皆さん、年初に立てた抱負や目標はどうなりましたか?安田もいくつか目標を立てました。達成に向けて残り4カ月がんばります!

今月は7月中旬に東京、大阪、愛知、福岡の4カ所で講演して参りましたセミナーについて紹介いたします。こちらのセミナー、いつも基調講演で呼んでいただいているあさかわシステムズ株式会社様(http://a-sk.co.jp)のASKIDS Forum2017の中で行われました。講演テーマは「BCPを活用した事業・人材・ICT戦略の在り方」です。

建設業におけるBCP(事業継続計画)は自社の事業継続だけでなく、居住空間・インフラの安全性確保や得意先企業等の事業継続性確保など重要な役割を担います。そのためBCPは将来ビジョンを考える際に欠かせない要素であり、BCP策定に取り組む際には事業戦略だけでなく人材育成・ICT分野なども視野に入れながら進めていく必要があります。  セミナーではBCPの概要、計画の策定方法だけでなくビジョン、人材育成、ICTの高度化などの視野からもその重要性を解説させていただきました。  ちょうど九州福岡・大分での豪雨災害をはじめ国内様々なところで大雨による被害があった時期と重なり、改めてBCPの大切さを再認識する機会となりました。

セミナーの中で配布しました資料、ご希望の方がおられましたら郵送させて頂きます。下記の申し込み欄にご記入のうえFAXにてお申込みください。

 

会社名
担当者名

FAX番号:072-437-6266    追伸                                         このたび安田コンサルティングの事務所紹介用パンフレットを作成しました。継続して取り組んでおりますカンボジア自転車プロジェクトの案内、弊所の建設業許認可関係の料金表と合せて同封させていただきました。是非ご覧ください。

 

~雑記~
9月1日は防災の日です。今年も災害が各地で起こっていて、他人事ではありません。1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災等の教訓を忘れることなく、
毎年一回くらいは避難袋の中身を点検して、期限切れの非常食や水、薬を交換しようと思います。(Y)

 

裏

~建設業ニュース~

【経営事項審査改正案、国交省の中央建設業審議会総会で承認】

(1)W点のボトム撤廃             現行の経審において、社会保険等未加入業者や民事再生法等適用業者、法令違反業者にはW評点で減点されます。ただ合計点が0に満たない場合は0とみなされそれ以上減点されることはありません。改正案は社会保険未加入業者や法律違反に対する減点措置を厳格化するため、下限(0点)を撤廃することで社会保険等へのより一層の加入促進を図るほか、不正が行われない環境を整備することを目的とします。改正により、W点の最低点は現行の0点から-1995点となります。

(2)防災活動への貢献状況(W3)の加点幅を拡大               国や地方公共団体と防災協定を締結する企業は、災害時の24時間対応など自らの負担も伴いながら防災活動を行い、社会貢献を果たしています。こうした企業の「地域の守り手」としての役割を評価し、将来にわたり後押しするため、防災協定締結業者への加点措置を現行の15点から20点に拡大します。

(3)建設機械保有状況(W7)の加点方法の見直し               地域防災への備えの観点から、平成22年10月の経審改正において、災害時に使用される代表的な機械の保有に対して加点されるようになり、平成27年4月の改正において、評価対象機械を一部拡大しました。一方、企業によっては機械を購入することで、経営状況分析点(Y)が低下し結果として総合評点(P)が下がるなど、機械保有へのインセンティブにつながっていないケースもありました。こうしたことを鑑み、少ない台数でも建設機械を保有することで経審においても加点評価がなされるよう、建設機械保有の評点テーブルの見直しを行います。

現行:1台=1点(上限:15点)改正:1台=5点 2台=6点 ・・・・・7台=11点 8・9台=12点 10・11台=13点 12・13台=14点 14・15台=15点(上限15点)

※現行制度では評価対象外となっています営業用ダンプトラックについても主に建設業の用途で使用するものについては評価対象とされます。

 

 

~月ごよみ~

 91日 防災の日関東大震災を教訓に「二百十日」にあたることが多いので、不測の事態に備えるため1960年に閣議決定されました。この日を挟んだ1週間が「防災週間」で全国で防災訓練が行われます。 

91日 宝塚歌劇団レビュー記念日                       1927年に、日本最初のレビュー「モン・パリ」が宝塚劇場で初演されたのを記念して1989年に宝塚歌劇団が制定しました。

96日 黒の日                                  京都黒染工業協同組合が「9」「6」を「ク」「ロ」と語呂合わせして、1989年に制定しました。伝統染色の黒染めをPRし、黒紋服、黒留め袖の普及を図りました。

99日 救急の日                              厚生省と消防庁が1982年に、救急業務や救急医療について一般の理解と認識を深め、救急医療関係者の士気を高めようと「キューキュー」を「9」「9」と語呂合わせして制定しました。 

920日 バスの日                                                                          1903年に、日本で初めてバス会社が本格的な営業を開始したことを記念して、日本バス協会が1987年に行われた全国バス事業大会で制定しました。

 930日 クレーンの日                                    クレーン等安全規制が公布された日を記念して、日本クレーン協会とボイラー・クレーン協会が制定しました。クレーンの操作や製作などに携わる関係者が、労働災害防止の認識を高めて安全作業の周知徹底を図る日とされています。