昨日は愛知県江南市の江南商工会議所にて建設業経営セミナーの講師をしてまいりました。
江南市は人口約10万人で名古屋市内まで名鉄特急で二駅。ベッドタウンとして好位置にあります。しかし駅前の商店街は閉店しているものも多く、私も当日無線LANスポットで利用しようとしていた駅前のマクドナルドも閉店(移転)していました。
開始時刻の3時間前に到着し、駅周辺を散策。戸建住宅が多く大型マンションは見られません。ベッドタウンとして新たに開発が進んでいるというわけでは無いようです。
大型公共工事も少なく建築の需要も少ないとあれば、建設会社の生きる道はそう多くの選択肢が残されているわけではありません。
講演前のコンビニで地元の地方紙新聞を購入。ちょうど江南市が市民によるまちづくりのガイドラインを策定したとの記事がありました。建設会社は地域のインフラを担う産業です。しかしインフラも利用者がいないことには整備する意味がありません。そうした意味で地域住民にとって住みやすい環境を提供し、人口増加を図ることでインフラ整備・住宅整備の需要が起こります。地域密着型の産業であるからこそ、こうしたまちづくり活動にも積極的な参加が必要になってきます。
というわけであっという間に散策は終わり、講演にのぞみました。
主催は商工会議所の建設部会。公共・民間、建築・土木と同じ建設会社でも多種多様のため、広く業界動向をおさらいして経営改善のあり方をときました。テーマが広くいつも2時間で終わるかどうか心配しながら進めるのですが今日は4分オーバー。許容範囲だったでしょうか・・・
終了後は何社かご意見・ご質問をいただき無事終了。何かヒントを持ち帰っていただいていればいいのですが・・・