~事務所だより~
こんにちは。安田コンサルティングの安田です。本日は2022年4月18日に豊岡市商工会さんにて講師を務めて参りました「事業計画作成支援セミナー」の様子をご紹介いたします。
2時間のセミナーで事業計画を作成することの重要性、その方法、さらには小規模事業者持続化補助金の概要を伝えるという盛沢山の内容でした。
- 補助金、助成金についての基礎知識
- 採択されるための様々なノウハウとポイント
- 小規模事業者持続化補助金について
- 経営計画書の策定の必要性について
- 経営分析(自社の強み)を活かした実現可能な経営計画書の書き方について
- 経営計画書作成の手順について
- 採択後の手続きについて
今回の持続化補助金は通常枠と特別枠に分かれており、特別枠は、賃金引上げ枠、卒業枠、後継者支援枠、創業枠、インボイス枠の5つになっております。それぞれの補助金額、補助率は下記の図をご覧ください。
セミナーの最後には募集要項から記載すべき項目を抜粋した記入様式を提供させていただき、受講された皆さんが事業計画を効率的に作ることができるように配慮いたしました。
今回は募集人数を超えたお申込みを頂いたそうで、持続化補助金に対する注目度の高さをうかがうことができました。受講された多くの方から名刺を交換していただき、セミナーの内容に満足していただけたようで良かったです。
~建設業ニュース~
【国交省:下請取引で元請に7項目改善要請、法定福利費内訳明示など】
国土交通省は主要な元請企業を対象にしたモニタリング調査の結果を明らかにしました。法定福利費に着目すると、内訳明示が不十分だったり適正額が設定されていない恐れがあったりするケースが一定割合ありました。結果を踏まえ、七つの改善すべき事項を通知しました。
調査で不適切な傾向が強かった事項を抽出し、▽標準見積書の活用などの働き掛け▽契約書や見積書での法定福利費の内訳明示▽適正な社会保険への加入を確認できない作業員の現場入場▽合理的根拠のない一方的な値引き(指し値発注)▽技能者の賃金上昇を阻害する単価設定▽労務費相当分の現金支払い▽適正な施工体制の確立の7項目で改善や配慮を要請しました。