建設会社のBCP事業継続計画策定について

2月13日~15日、東北3県で建設会社のBCP事業継続計画策定について講演しています。主催はあさかわシステムズ株式会社です。
様々なガイドラインも発行されていてなんとなく複雑そうに見えるBCP策定ですが、整理すると実に単純な構造だといえます。
災害が起こったときに最初にやるべき活動は「安否確認と救護活動」です。これが1つめ。方法、作戦を立てることと、その教育・訓練も行う必要があります。
次に事業継続について考えれば、建設会社においては施工中の現場対応、竣工した得意先物件の対応、社会インフラの復旧支援、新たに発生する修繕物件の対応、これら4つの事業を継続していかなければなりません。継続のためにはヒト・モノ・カネ・情報の経営資源の投入が必要になりますが、災害時ですので思うようにいきません。
この「思うようにいかない」部分をボトルネックといいます。このボトルネックを排除するために事前計画が必要になります。たとえば、「社屋が全壊する危険性がある」に対して「耐震補強する」あるいは「社屋として使える別地域の建物を緊急時に確保できるように準備」などがあげられます。
「安否確認・救護活動」と「4事業継続のためのボトルネック排除」が軸となっていろいろと細かなチェックシートの準備や資材確保など枝葉の対応が出てきます。
まずは「安否確認」だけでも作戦を立てて訓練してみる・・・これが最初の大きな1歩になります。

創業という夢の実現のお手伝い


今週末は創業ステップアップ講座の講師です。大阪府商工会連合会が開催するこの講座も最終回。
受講生の皆さんには宿題でA4サイズの営業チラシを作ってもらいました。プレゼンの練習も兼ねて売り込みをやってもらいます。
皆が作ったチラシを見て気持ちが高ぶっていくのがわかります。このチラシを一生懸命作った皆の顔が浮かびます。熱い夢に触れているのだから高ぶるのは当たり前かもしれません。
チラシは指摘したい箇所も満載です。一生懸命作ってくれたからこそ、全力で応えます。熱い一日になりそうです!

テープお越しで講演記録の公開を目指す!

今年度の行動計画の1つに講演記録の公開があります。
目的は経営理念にある「中小企業の経営者を元気に」するためです。講演はいろいろなところで行っていますが、もっと広く聞いたり、見たりしていただくために今行っているのは「テープお越し」です。
手順は以下の通り
iPhoneに専用マイクを取り付けボイスメモで録音(途中途切れるといけないので、iPhoneは「機内モード」にしておきます)
2. パソコンに取り込んだあと、wav形式に変換
3.テープお越し用のソフトでテキストに起こす
(テープお越し用のソフトはOkoshiyasu2(http://okoshiyasu2.softonic.jp/)を使っています)
そのあとはホームページなどで公開します。CD、テキストと一緒に講演パックにすることも考えられます。
テープお越しは専門の会社に依頼することも可能です。今は今月から来ていただいたパートさんにパソコンタイプの練習をかねて入力してもらっています。
公開できましたらホームページの方に掲載予定です!