堺商工会議所にて「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」の講師を務めてきました!

IMG_67862月17日に堺商工会議所の会員さん向けに「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」の活用について研修を行って参りました。

ちょうど公募が始まった直後で、今回は2次募集が無いということもあり多くの方に集まって頂き熱心に話を聴いていただきました。

研修は2部構成で1つは公募要領の読み込みです。大切なところを抜粋して細かく読み解いていくことを時間をかけてやっていきました。2つめは安田コンサルティングで用意した虎の巻の説明です。公募要領を読み込むと書くべきことが明瞭にわかるのですが、慣れない方が読んでも漏れや抜けが発生してしまいます。そのために用意したのが虎の巻です。書くべき項目の見出しと簡単な解説が入れてあるのでそこを埋めていけばとりあえず必要なことは全部書けるというものです。皆さん、そちらの方が喜んでもらえたような気がしています。

多くの方が助成金を手立てとして設備投資や開発を進めていっていただければ私もとっても嬉しいです。

京都商工会議所さんでの創業塾1日目

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2月13日、京都商工会議所の創業塾で講師を担当しました。ここ数年、創業関係の支援や研修の講師ご依頼が多くなっており嬉しい限りです。

多くの創業予定者の夢に関わることができてうれしくもありますが身が引き締まります。そして、自分が創業した11年前を思い出し、自分も創業関係のセミナーに参加して色々な気づきをいただいたことを感謝しています。

1日目は商工会議所の方からのオリエンテーションの後、開口一番の挨拶はお約束のやり直しで皆さん元気いっぱいでスタート。創業者が負けてはならない大切な要素について最初にお伝えしました。

そして創業とは何か、創業者に必要なもの、自分の棚卸、創業計画書の作成意義について、事業コンセプト、マーケティングなど色々なことを語りました。グループディスカッションでは『「経営者は自由」ってどういうこと?』や『あなたの人生の成功って?』といったテーマで意見交換してもらい色々な人たちの価値観に触れつつお互いの交流を深めてもらいました。

伝えたかったことの一つに「反応を起こす側の人になる」ということです。「反応しない人」から「反応する人」になるためには感度を上げていけばいいです。しかしさらに「反応を起こす人」になるには変化に気が付ける人にならなければなりません。間の説明は割愛しますが、そのために必要なのが「感謝」であり「ありがとう」なのです。経営者にもっとも必要なことです。

「ありがとう」マインドがあふれる経営者がこれからどんどん増えていく。

それを想像しただけでも私は自分の理念に従ってこの仕事をしていてよかったと強く思います。

私の話しはいつも「想い」が中心で、権限や責任、そしてやりがいや人生、生き様といったキーワードが飛び交います。自分が飛び出そうとしている世界は世の中の大多数の人が体験することのできないものです。だから不安もあるしリスクもある。でも夢を叶えるためにリスクを負うことは当然です。その夢が何なのか。どういった人生を歩みたいのか。たくさん言葉に魂を込めて投げかけてきました。

終了後は懇親会。いつも思うのですが創業関係のセミナーの懇親会はとても盛り上がります。それは皆さんが自分の人生に対して前向きだからでしょうか。それぞれの考えていること、思っていることを伝えあいます。講義の中でも「語れば叶う」という安田の勝手な思い込みを押し付けたこともあって、皆さん沢山語っていました。意見を求める、助言をいただく、など相手からギブしてもらうこともありますが、語るためには頭の中を整理することにもなりますし、語っている途中で新しいアイデアが生まれることもあります。もちろん語った相手が納得して応援してくれると自分の力にもなります。

次回はマーケティングの続きから資金や収益など金銭面でのお話しも織り交ぜて創業計画をブラッシュアップしていきます。

「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」公募要領の修正箇所について

2月5日に開始された「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」ですが、公募要領等に修正があったと10日にアナウンスされました。

修正箇所は以下のURLにまとめられています。
http://tri-osaka.jp/maido/SyuseiKasho_H27_1.pdf

申請を検討中の場合は必ずご確認ください。

 

 

平成27年度補正予算のものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金)が開始されました

20160205165841平成27年度補正予算のものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金)が開始されました。

さっそく募集要項を読み込んでいますが、今の時点で特筆すべきことが2点。

  • 平成28年2月5日(金)~平成28年4月13日(水)〔当日消印有効〕
    今回の公募は6月中を目処に採択を行う予定です。原則、公募は1回限りです
  • 「IoT等を用いた設備投資」とは、「IoTを用いた設備投資」「最新モデルを用いた設備投資」のいずれかを指します。
    「IoTを用いた設備投資」とは、本事業において設備投資を行うことで、単に従来から行われている単独機械の自動化や工程内の生産管理ソフトの導入にとどまらず、複数の機械等がネットワーク環境に接続され、そこから収集される各種の情報・データを活用して、①監視(モニタリング)、②保守(メンテナンスサービス)、③制御(コントロール)、④分析(アナライズ)のいずれかを行うことをいいます。
    「最新モデルを用いた設備投資」とは、各メーカーの中で、下記のいずれかのモデルを用いた設備投資を行うことをいいます。
    ① 一定期間内(機械装置:10年以内、工具:4年以内、器具:6年以内、ソフトウエア:5年以内)に販売が開始されたもので、最も新しいモデル
    ② 販売開始年度が取得等をする年度及びその前年度であるモデル(当該年度に販売が開始されたものであれば、その販売時期は問いません)

公募が1回限りということで敗者復活がありません。

また、補助限度額が増額される「IoT等を用いた設備投資」の内容が明らかになりました。最新モデルの設備投資でもいいということで敷居は下がりました。

まだまだ読み込み途中ですが第1報のお知らせでした。

中小企業家同友会の労使見解を解説するチャレンジ

労使見解シートこの週末は大阪府中小企業家同友会の経営指針確立成文化セミナーに参加していました。

2013年1月から理念コースのリーダーを務め始めて3年経ちました。今回はちょっとしたチャレンジがありました。それは労使見解の説明についてです。

同友会の労使見解をセミナー内で解説する時間があるのですが、私が受講生だった頃から第1章~第4章(又は第5章)までを主に解説しそれ以降(全体で第8章まであります)を説明することは省かれてきました。

今回のチャレンジはそれを最後まで解説してみようという試みだったのです。労使見解の説明も、それ以外の部分も口伝的な要素が強く、自分が受講生、サブリーダーだった頃のやり方を基本的には踏襲し、少しアレンジ・改善を加えていくという3年間だったので、省かれていた部分の説明を自分も受けたことがありません。

チャレンジしようと思い立ったのは1年ほど前なのですが、今度の支部長会で全部を説明する機会を頂いたので締切といいますかエンドが見えてきましたので力を入れて考えてみた次第です。

労使見解を中心に何度も読み返し、全体を理解していくとともに、説明すべき章がほぼ倍増しているなか与えられた時間はこれまでと同じなので短い時間で効率的に伝える必要があります。そこで作成したのが説明のためのワンシート図解なのです。(写真のものです)

今回のセミナー前に何とか完成し、セミナーの中で初お披露目、初チャレンジしました。

自己採点は60点。概ね全体を説明できましたがやはり後半はこなれていない為、理解を促す事例やたとえ話にも乏しかったです。ワンシートの改善点も見つかりました。

参加したサブリーダーの方からもご意見をいただきました。

次のお披露目は支部長会。そのときにはもっと完成度を上げていきます。

理念コースのリーダーの役割は「頼まれごとは試されごとや」で与えられたもっとも難しくもっともやりがいのある「頼まれごと」でもあります。頼んでいただいた方々の期待に応えるべくもっともっと改善していきます。もちろん、それが自分の学びにもなりますし(^^)