住まいのリフォームコンクール

 (財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターで「住まいのリフォームコンクール」が開催される。水回りやエクステリアなど様々なリフォーム事例を集めて優秀な設計者・施工者を表彰することと、これを消費者や事業者に広く紹介することによる住宅リフォームの促進・水準の向上を目指す。
 応募には手数料もかかるが賞が得られれば当然営業的なPRにもつながる。是非チャレンジしてみてはどうだろうか。
 募集要項などはこちら

自社の家づくりをPRできる「情報シート」

 住宅の販売において施工した工務店側がPRしたい点と購入を検討している顧客が知りたい情報との間には大きな隔たりがある。この隔たりが小さければ小さいほど顧客指向といえるわけだが、顧客がどのような情報を知りたがっているか参考になる資料が発表された。
 東京都都市整備局が提供している『自社の家づくりをPRできる「情報シート」』だ。どのように自社の施工内容や物件の特徴をPRするかを顧客が知りたい情報という視点でまとめている。是非参考にしてほしい。

記憶に残っている過去の首相

 「小さいころの記憶で覚えている一番古い総理大臣は?」
 これは一ヶ月ほど前に上勝町に行った際に同行した方々とのやりとりの一場面。ちなみに私は中曽根総理。小学校の授業で先生が言っていた記憶があった。就任が1982年とあるので11才の頃ということになる。学年でいえば5年生か6年生ということになる。
 やりとりがあってから歴代の首相のことが知りたいと思い、見つけた本が『歴代首相 (知れば知るほど) (知れば知るほど)』だ。初代の伊藤博文から現在の福田総理まで順に記述がある。また各総理の就任時にあったできごとなどもあわせて記載されているので色々なことが思い出されておもしろく読ませていただいた。

中高年のための交流・情報サイト

 福祉住環境の関係で「悠遊らいふ」という中高年のための交流・情報サイトをみつけた。趣味、健康、福祉など様々なコンテンツが並ぶ。中高年層をターゲットとして色々と面白いコンテンツがある。福祉住環境整備でも有用な情報が得られる。
 ただ気になる点が1つ。それはユーザビリティだ。ビジネスサイトですっきりとしたデザインにみせるために小さいフォント、色は薄グレーというのはよく使う手なのであるが、はたしてそれはターゲットとするユーザに本当にやさしいのであろうか・・・高齢者向けであれば少しやぼったくなったとしても字は大きく、コントラストも強めがいいと思うのだがどうだろうか。

リフォーム業への進出相談

 最近、専門工事を手がける建設会社から「リフォーム業へ進出したいのだが・・・」という相談が増えてきました。ここ数日の間に立て続けです。専門工事会社が今後の活路を見出すにはより専門性を深めて元請(ゼネコン)が得られる付加価値を高めていくか関連業種への進出が妥当なところです。全く異なる業種への進出はノウハウ・経験不足で失敗する可能性が飛躍的に増加します。
 しかしリフォーム業に進出するといっても手付かずの市場ではありません。すでにリフォーム業として切磋琢磨している企業がひしめき合っています。そのことをよく考えていないケースが多いです。単に「今いる業種が厳しいから・・・」とか「ゼネコンからの仕事量が減ったから・・・」という消極的な理由ばかり並べていては成功しません。一番大事なのは「リフォームがしたい!」という意欲であり、この意欲がなければ厳しいリフォーム業界で生き残っていくのは到底無理です。
 ただ消極的な姿勢だった方が相談後に考えを改め積極的な意欲を持てるようになった経営者の方もおられます。そうした方は心から応援したくなってきます。

近木川をきれいに!

先週の日曜日、以前紹介しましたアドプトリバープログラムを利用した取り組みで近木川の清掃をImage0001 行ってきました。土手沿いの雑草を刈るなどの作業を行ったのですが、温かい陽気ですでに早咲きの桜が満開でした。
作業の方は少しずつしか進みません。でも今後春・夏を迎えるにあたって作業の進捗よりも新しい雑草が生えてくる方が早そうです。もちろん除草剤などは使いませんのでスピードの戦いになりそうです。
ちなみに私が参加している目的は川をきれいにしたいことと地元の人と交流したいという2つの目的があります。このブログでもよく登場する幹工務店の西出代表とそのお知り合いの方、もう何十年も貝塚に住まわれている方ばかりで「昔、この辺はこうだった・・・近木川でもよく泳いだものだ」と色々な話を伺えることがまた楽しかったりします。

願泉寺見学(2回目)

昨日、願泉寺に再度見学にいってきました。Image0003 職彩倶楽部の会合で幹工務店の西出代表と豊田瓦工業の豊田社長と一緒です。前回の見学は時間がずれていたため解説員の説明はいただけなかったのですが、今回は時間も見計らいましたのでしっかりと解説を伺うことができました。解説員は(財)文化財建造物保存技術協会の方でさすが専門家と関心してしまう詳細な解説でした。
修復工事だけでなく耐震強度を上げるための工事も行われているとのことで土葺きをやめてから葺きを採用することで屋根の重さを軽減したり、鴻池組が特許を持つ仕口ダンパーを採用して足組みも補強しています。また願泉寺の修復工事は屋根を葺く段階で屋根職人の豊田社長には色々と解説をいただきました。

マル経融資(小企業等経営改善資金融資制度)が4月から変わります

商工会議所の相談員をやっているため、マル経融資(小企業等経営改善資金融資制度)はたびたび接することがあるのですが、この制度が4月1日から変わります。
変更のポイントは以下の通り。
1.融資の迅速化
財務会計ソフトの活用などにより会計の仕組みが整備された企業に対して処理を迅速化するとのことで本来商工会議所等から6ヶ月の経営指導期間が必要なのですが最大1ヶ月短縮されるとのことです。
2.対象業種の拡大
これまで運転資金に限定されていた生活衛生関連事業者の設備資金についても対象となります。
3.貸付限度額の拡大
これが一番大きな変更だと思います。限度額が550万から1,000万円に拡大されます。すでに450万円の別枠があるのですが、正式な枠とされます。
4.貸付期間の延長
運転資金が4年から5年に、設備資金が6年から7年に延長です。すでに1年延長の暫定措置が講じられていますが、これが正式に制度となります。

ちなみに商工会議所に入ってから6ヶ月ではありませんから要注意です。あくまで経営指導を継続して受けることが要件ですので!!

自分だけの家具をネットでオーダーする

3月8日の日経新聞の記事に『私だけの家具、ネットで作る』という記事があった。セミオーダ方式でサイズ、色や素材など自分の好みにあった家具をネットでオーダーできるというものだ。記事の中で紹介されていたのはニッセン、ウッディデザイン、カグテリア、eインテリア、ブリッジオンラインの5つ。それぞれ特徴があり完成予想図をWeb上で表示したり様々な工夫がされている。
何年も前から家具の発注をインターネットで行う話は出ていたが、多くの家具製造会社は「触ってもらわないと・・・」、「画面でみるのと色が違うから・・・」など結局はクレームが怖い、面倒くさいなどの理由で行ってこなかった。上記の5社がそれぞれどのようにしてこのような問題に対策を講じているか調べてみると大いに参考になる。

『建設業経営セミナー』無事終了しました。

 4日は龍野商工会議所が主催した『建設業経営セミナー』に講師として参加してきました。 受講者や建設部会の方々が中心で公共・民間、建築・土木・専門工事など様々です。そこで話のテーマも建設業全体を対象にしたものであったため非常に広範囲に及びました。作成した資料も70ページを超えてしまいました・・・当日は皆さん熱心に耳を傾けていただきメモを取られる方、腕を組み唸られる方など非常に熱心で私も熱が入りました。セミナーの最後には地方の特性を活かした建設会社の事業を1つ提案。詳しい相談を受けたいという方は国交省の専門家無料派遣制度の利用を促してセミナーは無事終了しました。 後日実勢に制度を利用いただいた方もおられ、この金曜日には再び龍野周辺に足を運びました。これからも少しでも微力を発揮できるようにがんばっていきたいと思います。Image0060Image0065