元気つうしん 2017年1月号 Vol.18

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~事務所だより~

皆さま、いよいよ今年も終わりです。この元気つうしんをお読みのときはすでに新年を迎えられている方も多いかと思います。皆さんの2017年がご多幸の年になりますようお祈り申し上げます。

安田の2016年の締めくくりは、この元気つうしんでも何度かお伝えしておりましたカンボジア自転車プロジェクトのためのカンボジア訪問でした。自転車は81台、さらに5カ所の中学校に自転車工具、交換用パーツなどを備えた自転車クラブを設立できました。農村エリアの中学校では片道10キロほどの通学を強いられており、自転車が買えない貧困家庭は徒歩通学。ましてや街灯も何もない道のため、通学途中には様々な危険もあります。そんなことを2015年11月にカンボジアを訪問した際に痛感しました。そこで民際センター(http://minsai.org)に対してすぐ中古自転車と自転車クラブを寄贈する企画書を提出しプロジェクトが1月にスタートしました。まずは協力者を募るためにホームページ、チラシ、Facebookなど広報のための準備を整え、出かける先々でチラシを配ったり、またこの元気つうしんでもチラシを同封させていただきました。おかげさまで前述の通りのご協力を得ることができました。今回は寄付ではなく、自転車や自転車クラブに企業広告プレートを取り付けるという形で行いました。カンボジアの農村エリアで、自分の企業名が入った自転車が疾走する姿に多くの方がロマンを感じて頂けたようです。広告宣伝と子ども達への教育投資の両面を兼ね備えたプロジェクトとなったわけです。                予め現地のボランティア団体に中古自転車を調達してもらい、12月の後半から再びカンボジアを訪問しました。最初の中学校で81名の生徒たちを集めて寄贈セレモニー。コンポンチュナン州という地域なのですが、なんと州知事まで出てきていただき盛大なセレモニーとなりました。セレモニーでは私も片言の英語で子ども達へのメッセージを伝えてきました。そのあと、みんなで記念撮影をしましたのがこちらの写真です。

%e5%86%99%e7%9c%9f自転車をプレゼントしたあとは同じ地域内の5つの中学校を自転車クラブの設立のために訪問しました。舗装もされていない道路を長距離通学するため、自転車の特にタイヤ関連の消耗が激しく、もう使えなくなって放置されている自転車がたくさんありました。寄贈された自転車工具や交換用パーツで自転車がどんどん蘇っていく様を見ていると本当に良かったなぁと思いました。ただ課題としては交換用パーツが全然足りないこと。学校の予算で何とか調達してもらえれば良いのですが、また何か仕組みを考える必要がありそうです。このような形でカンボジア自転車プロジェクトがひとまず完了しました。詳しい様子はブログに写真満載で記載しております。よろしければホームページ(http://cam-bi.net)をご覧ください。

 

12%e6%9c%88%e8%a3%8f建設業ニュース~

【国交省/社保未加入の2次以下下請排除】

国土交通省は社会保険に未加入の2次以下の下請業者を直轄工事から排除する措置を17年4月から実施する。元請と2次以下の下請は直接の契約関係がないため、元請が加入指導する猶予期間を設け、期間内に加入が確認できなければ制裁金などの措置を適用するなどの方策を導入する。関係者と調整した上で、排除措置の内容を17年2月ごろに公表する。

【「技能労働者の戦略的確保・育成支援事業」における重点支援の公募】

国土交通省は、中小・中堅の建設企業の技能労働者の戦略的確保・育成を支援するため、「技能労働者の戦略的確保・育成支援事業」を実施し、 その中で、技能労働者の戦略的確保・育成に資するモデル性の高い取組について重点支援を実施します。重点支援は、選定された事業に要する経費の一部を初年度のみ支援するものです。 支援金額は1件当たり原則3百万円程度を目処とし、支援金額と同額以上の自己負担が必要となります。

~月ごよみ1月~ 

14日 石の日                             お地蔵さま、狛犬、墓石など願いをかけた石ものに触れると願いが叶うということから、「いし」「1」「4」に語呂合わせしました。

 17日 つめ切りの日                          昔から「七草爪」と言い、新年に初めて爪を切る日と決まっていました。七草を浸した水に爪をつけて柔らかくして切ると、その年は風邪をひかないといわれています。

 111日 塩の日                           1569年、武田信玄と交戦中の上杉謙信が、武田方の領民に越後の塩を送り届けた日。このことは「敵に塩を送る」という故事になって美談の例えとして使われています。

 115日 小正月                             11日の「大正月」に対していいます。餅花や繭玉を飾ったり、なまはげ、あまみはぎ、かまくらなどの行事で病気や厄災を払ったりします。

 122日 カレーライスの日                       学校給食創立35周年を記念して1982年に開かれた学校給食試食会で、「全国一斉献立カレーライスの日」としてカレーライス給食が実施されました。

 129日 南極「昭和基地」設営記念日                  1957年に、日本の南極観測隊がオングル島に上陸して「昭和基地」を設営しました。

 

 

~雑記~                              新しい年が始まります。2017年はどんな年になるのでしょうか。個人的に、2016年は悲しい出来事が多い辛い年だったので、2017年は、少しでも楽しく笑顔になれる年になればいいなと思っています。皆様のご多幸をお祈り申し上げます。(Y)

 

2016年を振り返って…この流行語が全てを語っているかなと思います。思い起こしてみて下さい。                           2016年流行語大賞【神ってる】                      受賞TOP10【聖地巡礼、トランプ現象、ゲス不倫、マイナス金利、盛り土、保育園落ちた日本死ね、ポケモンGO、(僕の)アモーレ、PPAP】         特別賞【復興城主】                            他のノミネート【アスリートファースト、新しい判断、歩きスマホ、EU離脱、AI、おそ松さん、君の名は。くまモン頑張れ絵、斉藤さんだぞ、ジカ熱、シン・ゴジラ、SMAP解散、センテンススプリング、タカマツペア、都民ファースト、パナマ文書、びっくりぽん、文春砲、民泊、レガシー】

鹿児島商工会議所さんにて『かごしま創業塾』の講師を務めてまいりました!!

00111月18日、19日の2日間、鹿児島商工会議所さんが主催する「かごしま創業塾」の講師を務めて参りました。

この創業塾は全6回シリーズで開催され、それぞれ以下のような内容でした。

1回目:オリエンテーション、創業の心構え
2回目;労務の基礎と助成金
3回目:税務・経理の基礎
4回目:創業融資、銀行取引の留意点
5回目:マーケットの見つけ方と顧客作り
6回目:ビジネスプラン作成の基本

私が担当したのは5回目と6回目です。

5回目の内容は3C分析、マーケティングのポイント、4P(商品、広告宣伝、販売チャネル、価格)、AIDMAとAISAS、ホームページやブログの活用、ネットショップと集客、SNSの活用。これらを2時間で語るという非常に忙しいくも濃密な内容でした!

6回目の内容は経営に必要な10のポイント、経営理念、経営ビジョン、経営戦略、強みと機会を活かす、ビジネスプラン、事業コンセプト、資金計画と資金調達、収支計画、売上拡大作戦等です。こちらは3時間。それでもビジネスプラン、事業計画の内容を一通りとなるとかなり幅広くなり3時間もあっというまに過ぎていきました。

終了後は何人かの受講者の方々とディスカッションさせていただき、感想をいただくなかで満足してもらって良かったと安堵いたしました(^^)

001こちらは2日目の早朝にランニングした際の桜島の写真。あいにく雲にかくれていましたが、桜島周辺コースをずっと走りたかった1つの目標がかなえられて、こちらも充実した時間を過ごすことができました!

経営計画作成セミナーの講師を務めて参りました

img_1793豊岡市商工会さんにて11月14日と12月2日の2回、経営計画作成セミナーの講師を務めてまいりました。

ものづくり補助金や持続化補助金にて事業計画を作成する企業が増えていますが、補助金のための計画作りはきっかけとしては良いとしてもやっぱり自社の発展のためにしっかりとした経営計画を立案してほしいものです。

そこで今回のセミナーは補助金申請を念頭におきつつも経営計画をどう作成していくのか解説いたしました。内容は以下の通りです。

  1. 経営計画書策定の必要性について
  2. 経営分析(自社の強み)を活かした 実現可能な経営計画書の書き方について
  3. 経営計画書作成の手順について
  4. 小規模事業者持続化補助金の計画について

経営計画といえばどうしても分厚いドキュメントというイメージがありますが、最初はA4サイズ1枚からスタートするのがお勧めです。そこでセミナーではその書式例なども示しながら最低限きさいすべき内容を紹介しました。

特に重視したのは売上や利益は目標ではなく手段であることです。ビジョン達成のために資金が必要であり、その資金は利益から調達されるべき。そしてその利益を確保するために売上が必要であるという構図です。「経営計画は目標ありき。目標と言えば売上か利益・・・」そんな計画は経営者しかワクワクしません。全社一丸となって、社員が「本当にそうなりたい!」と元気が出てくるような計画づくりのポイントについてお伝えしてきました!