~事務所だより~
こんにちは。安田コンサルティングの安田です。だんだん暑くなってきましたね。現場だけでなく屋内でも熱中症の危険性がありますので、みなさんどうかご用心ください。ちなみに6月は私にとってセミナー・講演のお仕事の繁忙期です。そう、安全大会のシーズンでもありますのでこの時期は講演する機会がとても多くなるのです。
本日はそれらの中で「決算書の読み方講座」についてお話させていただきます。この講座、中小企業大学校という研修機関にて3日間連続で行われる講座なのです。少しずつ内容をバージョンアップしながら2013年から続いている講座が今年で7年目ということになります。講座の内容は以下の通りです。
a 決算書を読む前に
身近で比較が容易な企業の決算書を題材に、クイズやディスカッションを交え、イラストを使いながら細かい数字にとらわれず視覚的に理解を深め、決算書から企業活動を読み取れる面白さを味わいます。
b 決算書と財務の基礎
決算書を読む上で必ず理解しておきたい事項について学びます。
c 決算書を読む
具体的なモデル決算書を題材に、企業活動の背景を理解しながら、決算書を読み取ります。
1) 損益計算書を読む 2) 貸借対照表を読む 3) キャッシュフロー計算書を読む
d 決算書から読む企業活動のヒント
具体的なモデル決算書を題材に、実際の企業活動との連動をイメージしながら、業種や戦略による財務体質の違いや今後の課題、事業展開に関する意思決定の手がかりについて、ディスカッションを交えながら学びます。
ここで、講座のなかでいつも話す雑談を1つ。それは「経理」という言葉について。最近「会計」、「財務」、「アカウント」、「ファイナンス」といった言葉に押されて劣勢な「経理」なのですが私はこの言葉が大好きです。「経」の字は「経済」や「経営」にも使われている「世代を超えてつないでいく」といった意味があります。「経営」は「世代を超えて社員を守る」ことであり、そのために輝く未来に向けて歩み続けなければなりません。「経理」の「理」は整えるということ。だから未来への歩みの中でつまずいたり転んだりしないように「未来への道」を整える仕事なんです。だから経理の仕事はとても大切!といった話です。
こちらの講座、12月1週目に大阪市内でも開催されます。詳しくはこちらまで。http://www.smrj.go.jp/institute/kansai/training/sme/2019/frr94k0000069qi7.html
~建設業ニュース~
【ニュースではありませんが・・・また宣伝させてください!】
2016年から始めていますカンボジア自転車プロジェクトですが、2019年も継続しております。この度新しい案内チラシができましたので同封させて頂きました。ホームページでもご案内しております。昨年の様子なども掲載しておりますので是非ご覧ください。
http://cam-bi.net
カンボジアの子ども達が学校に通い続けられるよう自転車をプレゼントしようというプロジェクトです。是非ご協力ご検討ください。