利用が進む住宅性能表示制度

 国土交通省の発表によると住宅性能表示制度の普及が進んでいるとのことである。平成17年度の確定値で15.6%。およそ6戸~7戸に1戸の割合で制度が利用されている計算になる。制度の利用は建売住宅販売を行う企業が中心だと考えるが、注文住宅の施工においても工務店側から施主に対して積極的に利用を勧めてほしいと考える。第三者機関からの評価が得られることにより品質保証にも繋がるし、施主側からしても銀行などの住宅ローンの優遇や、地震保険料の割引などがあり金銭的なメリットも有る。

■国土交通省の発表
住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく住宅性能表示制度の実施状況について(平成17年度確定値)

住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく住宅性能表示制度の実施状況について(平成18年4月末時点)