建設業経理士の登録制度を創設

建設業経理士の試験を行っている建設業振興基金で同試験合格者の登録制度を創設するという話があります。

建設業経理士は1級、2級の合格者が経営事項審査の加点対象になっています。また、それら有資格者が行う経理についての自主監査も加点対象になることから今後ますます建設業経理士資格の重要性は高まっていくもので、今回の登録制度もそれに対応するものと考えています。

登録対象は建設業経理士1級、2級及び旧試験である建設業経理事務士の1級、2級の合格者で登録講習会を受講することで登録証が交付されます。登録期間は5年。登録制度が「継続学習を行う」ことを想定していることから、これまで行われてきたステップアップ講習会のような形で更新講習のようなものが行われることが予想されます。

簿記の仕組みはかわらないものの会計制度は毎年目まぐるしく変化しています。そうした状況から継続学習は不可避のものといえるでしょう。

登録制度が開始されれば私も早速登録したいと思います。

経営事項審査に関する詳しいことはこちらをご参照下さい。