日経産業新聞より
戸建て住宅の大手積水ハウスと大和ハウスの商品についての記事があった。積水ハウスは「自由設計」を売り物に営業姿勢は「顧客の要望に可能な限り答える。」である。大和ハウスの切り口は「健康」だ。営業的には「提案で潜在需要を開拓する。」である。これは健康・安全・快適・経済性のテーマにそった提案型営業である。
大手2社の動向は目が離せないが地域の中小工務店にも参考になる戦略は多い。あなたの会社の売りは何だろうか?型通りの建築形式では顧客満足を得ることはできない。ポリシーを持つことが大切だ。「中小企業はポリシーなど関係なく何でもやらなくては生きていけない。」という声を聞くことがある。まったくの逆である。ポリシーは市場を狭めない。狭めるとすればそれは偏った考え方である。