今日のスタートはメコン川ランから。背中に貴重品リュックを背負っての走りなのと、朝からかなり暑かったので堪えました。GPSが効かないのでいつものペースで30分ほど走って多分4キロ。ちなみに多くの人がジョギングやヨガなど体を使って朝の時間を過ごしていました。
こちらは船乗り場。観光クルーズもあれば、アンコールワットがあるシェリムアップまでの長距離フェリーもありました。
部屋に戻りシャワーをあびて準備万端。ジョンと待ち合わせ、いざ出陣!!と走り出してすぐに停車。皆さん、この写真見て下さい。私ずっと気になっていたんです。黄色い透明のペプシ。カンボジア限定でリンゴジュースでも出しているのかと思っていたのですが、ジョンの行動でようやく謎が解けました。
ペプシの瓶に入っているのはガソリンです。バイクが非常に多いので、こうした簡易型(?)の給油所がいたるところにあります。
そしてほどなく奨学金支援しているEDF-Cambodiaに到着。今までメールでやりとりしかしていなかったチャンディーさんと初対面。
プレゼンテーションと明日からのスケジュールの説明を受けてスタッフの方々と記念撮影。 明日からの学校訪問などがとても楽しみです。
ちなみにチャンディさんのプレゼンの様子はこちら。
この祠のようなものはカンボジアならではのもの。精霊信仰が盛んで、精霊が宿る場所です。いたるところにあります。以前紹介しましたキリングフィールドにも簡易的なものがありました。マジックツリーの写真の1つ前です。もし良かったらご覧ください。
そしてホテルに戻ってきたのですが、部屋に入るや否や異臭が・・・洗濯物が・・・というわけで洗剤とハンガー、それに他に欲しい物があったのでそれらを調達しにでかけることにしました。 洗剤はコンビニに売っているはずだから楽勝。あとはハンガーともう一つの欲しいもの。それはプレゼントを小分けにするビニール袋です。ビニール袋・・・包装容器などが売っているところ・・・「先日いった市場の中にありそうやな・・・」とあたりをつけて市場を再度訪問。そしたらやっぱりありました。きっとこのお店の中にあるはず・・・でも英語は完全に通じなさそうです。お店を物色したらやっぱりありました!!“How much?”・・・返事がありません。店員さんがお財布から紙幣を取り出し指さしています。「これと同じものを出せってこと?」ということで7,000Rを支払ったのですが、1,000R多すぎると返してくれました。プノンペンの人たちの誠実さが感じられる一コマでした。この買い物用袋。日本から持参した子供たちへのプレゼントを小分けにするために欲しかったのです(^^)
あと洗濯用のハンガーは市場の中の雑貨屋さんで発見。値段交渉…0.5ドルしかまかりませんでした。押しが弱い自分に反省・・・
この洗濯用洗剤。50円です。で、ホテルに戻って洗濯~!!汗びっしょりになりながらゴシゴシ・・・できあがったものを絞って絞って・・・洗濯機の偉大さを感じながら。
シャワーを浴びて、再びジョンと合流。次はJETROのプノンペン事務所を訪問します。JETROはプノンペンタワーという立派な高層ビルの中にあります。
そこで伊藤さんという相談員の方から1時間ばかりカンボジアの経済事情や日本企業の進出について色々と話を伺うことができました。今回の旅のきっかけとなった奨学金など子ども支援の仕組みと日本国内のコンサルティング先がやっている事業と、今回の伊藤さんの話がつながりそう(^^) 帰ったらビジネスプランを練ります。そのために明日やるべきことが1つ増えました(^^
さて、ここからものすごく濃い夜へと突入します。トゥクトゥクドライバーのジョンさんから「家へきて晩御飯食べないか?」とのお誘い。もちろん即答OK!!
バイク多いです。これは帰宅ラッシュなのですが、バイク、トゥクトゥクは隙間をぬって縦横無尽に走ります。車は快適ですけど渋滞しっぱなしでした。
途中でピックアップしたジョンさんのもう一人の弟ボンナイさん。同じくトゥクトゥクドライバーなのです。後に、彼は酒が入ると思いっきり陽気になることが判明・・・
ジョンさんが「ごちそうするよ!」と焼き鳥(といっても串にささっているわけではありません・・・)を大量購入。後々、聞いてみると15ドル分。今日のトゥクトゥクの稼ぎが15ドル。1日分をすべてつぎ込んでもてなしてくれるジョンさんの男気がうれしい反面、もうしわけないと思いつつ・・・そこはこちらも後で男気返しで解決しました。
再びスタート。バイクバイク。ジョンさんの運転は神業のようです。
そして、到着。ジョンさんと乾杯!!暗くてよく見えませんが(^^; ジョンさんはすでに上半身脱いでます。エアコンはもちろんありません。後々、私も上半身脱ぐことになります(^^) 男同士の暑苦しいスキンシップ!
ちなみに8畳一間の1Kです。簡易な部屋で決してきれいとも言えませんが、それは日本人的な感覚なんでしょうね。1カ月の家賃が40ドル。ベトナム国境近くにすむ実家の両親や奥さん、子どものために弟さんとトゥクトゥクを運転しまくって稼いでいます。
近くに住むという女性が料理をふるまってくれました。左が海藻スープ。右がかぼちゃと魚のスープ。
徐々に盛り上がり始めた動画はこちら。前後切っています。控えめなものだけ公開です。どんちゃん騒ぎに至った動画は極秘です。
こちらが盛り上がり後の写真。お見苦しくってすみません。ちなみにカンボジア音楽と日本音楽の交流という名の大合唱でした。私のPCに入っていた音楽は洋楽と娘のための童謡・・・・というわけで日本の誰もが知っている童謡で勝負しました。「アイアイ」、「どんぐりころころ」などなど。
ジョンさんのお家に誘っていただいて、色々なことがわかりました。外国人がやってきて街をブラブラといっても表通りとせいぜい間の小道ぐらいです。プノンペンに住む人たちの本当の暮らしなんかわかりません。今回の体験はその一部を垣間見たような気がします。ジョンさんのところはジョンさんいわく「パブリック」という単位で家族同士が協力し合って暮らしています。写真やビデオに登場する方々はそのパブリックの人たちです。写っていませんが、子どももたくさんいます。いわゆる「近所の仲間」の密接度が高い感じです。熱いし温かいし、そんな人たちの集まりが、何故かとってもうらやましいのでした。
素晴らしい体験ですね^ ^トゥクトゥクに乗ってみたいです\(^o^)/
松井さん、ありがとうございます。とても貴重な体験をさせてもらっています(^^)