先日、改正の内容が明らかになった経営事項審査。中央建設業審議会ワーキンググループでもその内容で承認された。同WGでは今後も制度改正の継続と入札ボンドについて言及した様子だ。
入札ボンドは一般競争入札が広がる現在注目されているもので、公共工事の契約履行を保証する制度。経営体制が脆弱であったり、技術力が不足しているなどして加入できないケースや保証料が高額になり価格面で競争に負けてしまうケースが発生する。この入札ボンドを早期導入することでY評点などの評価に替わることができるのではないかというものだ。
入札ボンドは国の発注工事はもちろん、都道府県や政令指定市でも導入が進んでいる。近畿圏でも京都市が6月から、兵庫県が今年度中の開始の予定となっている。