建設経済研究所が5月25日に『今後の建設業のビジネスモデルに関する提言』というレポートを発表した。建設業が生き残る活路の道しるべとして重要な構成となっている。中で紹介されている内容は以下の通りである。私自身が特に重要と考えるものは赤字にしてある。
1.建設市場等の変化への対応
・施工能力を活かした川上・川下部門やフィービジネス等のソフト部門等への展開
・再編の更なる促進
・海外市場進出 等
2.企業経営の新たな課題への対応
・完工高重視から利益重視へ
・IR、CSR等の取り組み強化
・新会社法制の積極的活用
・新会計制度への対応
・独立禁止法、入札契約制度改革への対応 等
3.建設生産システムの健全性確保への取組み
・不必要な重層下請の排除
・元請下請関係の適正化
・建設労働者の労働条件の改善
・IT活用等による生産性の向上 等
是非ともレポートを熟読して欲しい。