今日は宮崎に出張していた。
帰りの飛行機(ANA)の中で機内誌『翼の王国』を見ていたら、岡野工業さんの話が出ていた。痛みを軽減できる注射針をテルモと開発しグッドデザイン賞を受賞した会社だ。
注射針の詳細については上記リンクをたどればわかります。今日は別の話。
岡野社長の名刺には『代表社員』と記されている。今でも現役だという意志の表れと私は感じ取っているのだが、この『代表社員』という肩書きは別の使い方ができるのでは?と考えた。それは全社員が『代表社員』と名刺に記すのである。その意図はこうである。社員は社外に出て顧客や取引先と挨拶をする際に名刺を差し出すが、1社員としてではなく、その会社の窓口(代表者)としてである。立ち振る舞いをはじめすべての行動が会社のイメージと深くかかわっている。だから会社の代表という意識が必要なのである。
「私は役職はありませんが、御社とは会社の代表のつもりでお付き合いさせて頂いております。」
この意志を名刺に『代表社員』として記す。
手前味噌で申し訳ないが、とてもよいアイデアではないだろうか?