日経産業新聞より
戸田建設が医療施設建築分野で強いという記事が掲載されていた。医療福祉部の社員3名が中心となって、設計、施工担当、各支店の社員約70名から、顧客の要望に応じて専門チームを形成し、営業から受注・設計・施工まで一貫して手がける形態だ。
従来までは各支店でそれぞれ個別に対応してきたが、この形態に変更することによって様々な事例を一元管理することが可能で、顧客の様々な要望に徹底的に対応することが可能となる。
プロジェクト制の組織形態に統括する管理者がいて、管理者は経営資源に加え情報も管理する。この形態は強いと思う。中小企業に例えると統括管理者は経営者自身になるが、そんなに大きな組織規模でもないのに社内の情報が一元管理できていない経営者が多い。この事例も管理形態の改善の参考となろう。