日経産業新聞の記事から。
レイオンコンサルティングという補修リフォーム会社の記事。中小住宅メーカが引き渡したあと、住宅の保守・点検業務を一括に請け負うというもの。住宅建築費の0.4%が保守契約費用となる。
住宅メーカは新築には積極的だが、建てたあとのアフターメンテナンスは工事規模が小さいことからあまり手を出さない。そこで地場の中小企業の出番となる。リフォーム顧客の開拓は営業戦略上重要なものとなる。普通はリフォームチラシを打つなどの手段が考えられる。
上述の例だと普通リフォームのことなど考えない新築住宅に予めリフォーム業者として入り込んでおくことができる。保守点検業務は2年で完了するが、調度2年目からメンテナンスしておけば良い部分がいくつかあるので、契約完了後にリフォームを提案することができる。しかも2年間通い続けているため提案も的を得ているはずである。
このモデルは色々と応用ができそうである。新築住宅向けにポスティングするチラシを考えるのである。「新築おめでとうございます。●●市の◎◎工務店です。もしお困りのことがあって、メーカさんがすぐ対応できないときは是非ご相談ください。」といった具合だ。
住宅は10年保証もあるので、修理などの場合は入りにくいがちょっとしたプチリフォームなら十分ビジネスチャンスがあると考える。