リフォーム関係の書物には2種類ある。リフォームに失敗したくない消費者向けのものとリフォーム業を営む(又はチャレンジしようとする)工務店向けのものである。しかしそういった書物に必ず登場するトピックは「信用される(信用できる)工務店の要件」である。
その要件をいくつか書き出してみる。
1.見積書は一式ではなく明細である。
2.工事契約は必ず書面で取り交わしている。
3.契約書の他に設計図面、仕様書を添付している。
4.工事の変更・追加の可能性とその取扱いをあらかじめ説明している。
5.工程表とともに工事の計画を提示している。
6.顧客要望に応じて工事中でも見学・打ち合わせに応じる。
7.打ち合わせ内容は必ず記録を取り、共有している。
8.現場の整理整頓・職人のマナーなどが教育・徹底されている。
9.引渡し時にはチェックリストとともに顧客とともに立会いチェックを行っている。
10.アフターサービス、瑕疵担保等の契約内容が明確になっている。
11.建築関係の有資格者がいる。
12.建設業の許可を受けている。
そのほかにも施工実績や立地、電話応対、店舗などチェックされる項目は多数である。上述の代表的な12項目のうち、あなたの会社はいくつ○がついただろうか?