こんにちは。株式会社パール(安田コンサルティング)の安田です。昨日の11月13日は福井県敦賀市にて研修をしておりました。この研修は中小企業基盤整備機構北陸本部さんが主催で、併せて敦賀信用金庫さんが共催するという形で実現した研修です。
研修の内容は「決算書の読み方と財務分析の活用法」です。10月7日、8日、そして1か月あけて11月13日。計3日間で行われました。
研修の構成は以下の通りです。
- 決算書を読み解くための基礎知識①
- 管理者の視点で必要な経営数値の捉え方
- 財務会計と管理会計の違い
- 利益と資金繰りの違い
- 決算書を読み解くための基礎知識②
- 貸借対照表、損益計算書の仕組みと見方
- キャッシュフロー計算書の仕組みと見方
- 財務分析の手法と活用のポイント
- 財務分析(安全性、収益性、成長性、生産性)
- 損益分岐点分析と活用方法
- 分析数値の評価と課題の捉え方
- キャッシュフローの分析と改善の考え方
- ゼミナール①(自社分析と現場への変換)
- 自社分析と課題発見
- 改善につながる数値とは
- ゼミナール②(予実管理の手法)
- 予実管理の方法
- PDCAの実践
- 経営計画を共有する(会社の将来像)
- ゼミナール③(発表と全体講評)
- 各自発表(管理手法について)
- 講師より全体講評
昨日は最終日。上記の5と6です。締めくくりは受講者の発表です。財務分析の結果が自社の将来ビジョンにどういった影響を与えるのか、改善策はどうするか、何を実践していくかなど、色々と語ってもらいました。
最初は決算書の読み方がまったくわからなかったのに3日間の研修を経てしっかりと分析できるようになった姿を見て、充実した研修ができてよかったと感じた最終日となりました。