経営者を見て育つ社員

 今日はあるシステム会社を診断士が集まる勉強会にお連れした。経営戦略を発表していただき、それに対してグループディスカッションした提言を提供するというものである。そこの社長はプレゼン経験もあまり無いとのことで色々と苦労されたようである。その分得たものも大きかったようで何よりである。
 会のあと社長と社員の方1名と終電間際まで飲み交わしたが非常に楽しかった。社長と社員は同じ大学の同窓ということもありよき信頼関係が築き上げられている。三十にも満たない彼の細やかな気遣いに心地よさを覚えながら将来を尋ねてみると大きな夢を持っている。まだそこに行き着くまでの道筋はできていないようだが社長はそれを応援したいとしている。応援される側もそれに答えたいと自分を高めることに貪欲なようである。
 今後10年、20年、30年と見守り応援していきたいと考えている。

経営者を見て育つ社員」への2件のフィードバック

  1. 最近の若者は定着率が悪い、といわれているが、原因を若者に求める前に、経営者側にも問題が無いか?という視点で、見る必要があるかもしれませんね。

  2. ぷりんさんコメントありがとうございます。
    人間同士の信頼関係が大事だと思います。帰属意識が薄れているのは企業に家庭的・家族的な側面が薄れているのも原因の1つでしょう。家庭的・家族的が薄れているというのは最近部下を叱る上司が少ないこともあるでしょう。怒る上司は沢山いますが・・・上司も忙しすぎて「育てる」ということができないのでしょうか・・・

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