先日お伝えしたセミナーに加え、もう一つセミナーを開く予定があります。
建設業の購買戦略についてです。製造業では一般的に材料費、労務費、経費の3要素で原価管理を行いますが、建設業ではさらに外注費を加えて「原価管理の4要素」と呼んでいます。購買がからむ原価要素は材料費と外注費になりますが、この二つを加えると原価全体の7割異常も占めます。
売上高に占める原価全体の割合は約87%なので87%×0.7で売上高に対する購買関係原価は約60%となります。
平成15年度の建設業全体での売上高経常利益率は△0.41%。
もし購買関係原価の1%でも削減できれば、0.6%利益率が向上し黒字になります。
1%の削減。協力会社に強いれば単なる買い叩きです。しかし、協力会社と共存関係を保ちながら戦略的に削減活動を行えば十分に実現可能です。
このあたりの具体策についてセミナーでは述べていく予定です。
また具体的な告知ができる時期になりましたらお知らせする予定です。