上司のすごいしかけ

 皆さんの会社にも新入社員は入ってきましたでしょうか。また新しく管理職となられた方もいるかと思います。人材教育は会社の将来を左右する重要な任務ですが、中々うまく進められないという話をよく伺います。
 『上司の すごいしかけ』は季節がらもあってか今ベストセラーになっている、社員を「やる気」にさせる仕掛けを紹介する本です。今日、帰りの電車の中で読む本がなかったので書店を物色していたら平積みされているのを発見しました。
 まだ途中ですが文体がくだけた感じもあってすごく読みやすい本で、紹介されている「仕掛け」もすぐに真似できそうなもののようでした。
 最近、この手の「簡単ツール」を紹介する本がうけているように思います。すぐに真似できそうだから飛びつくのだと思いますが、自社で単なる真似をするだけでは成功することは難しいです。それはその「簡単ツール」を使って何をしたいのか目的をはっきり理解しておかなければ自社に応じたアレンジもできず失敗に終わってしまうからです。
 「仕掛け」が簡単なことは良いことです。しかし目的と目標設定をしっかりとやることが大切です。