宣伝の意義

 『経営心得帖』(松下幸之助著)の中で広告宣伝についての著者の考えが紹介されていた。
 自社の製品を売るが為の広告宣伝。殆どの人がそう考えている。私もそう考えていた。
 「自分のところはこんなにすばらしい製品を売っている。これを利用すれば多くの人の生活が便利になるに違いない。これは世に知らしめなければ皆の損となる。だから広告宣伝するのだ。」
 
ここまでくればもう広告宣伝は義務である。広告しなければみんなが損をする。この考えでもって自信をもって広告宣伝できる製品・サービスを提供していきたいものである。

宣伝の意義」への2件のフィードバック

  1. 松下創業者は徹底した「お客第一主義」ですね。
    もし存命なら、今回の石油ファンヒータの不祥事
    をどのように対応したのでしょうか?

  2. ぷりんさん、コメントありがとうございます。
    あの事件のメーカ対応、テレビなどのCMや全世帯向けの通知書の送付など十分な対応だと思ってます。でも十分だと思ってるのは関係者では無いからかもしれません。
    実際にお亡くなりになった方、親族の方、関係者の方にすれば、もう少し早くわからなかったのかと考えてしまうと思います。
    問題は起こらないほうが良い。起こらないためにした行動は明るみには出ません。それに対して問題が起こったあとの行動は皆が注目する分わかりやすいです。「問題対応」という意味では企業ができうる最高の行動だと思います。創業者なら・・・思いもよらない方法があるのかもしれませんが・・

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