建設業許可

 先日、建設業許可制度について質問を受けた。個人で開業して間もない事業者が3,000万程度の工事を請け負うことができるかという話だ。
 専門工事の場合、1つの工事あたり500万という上限がある。工種別に発注を分けてもらうことも考えられるが、許可制度の主旨からすれば問題もある。業務経験もあり技術者資格も所持している。しかし、高額工事を請け負えば資材・外注などの立替費用も発生する。そのような資金を調達できるか。はたして金融機関が建設業許可を受けていない個人事業者に融資するであろうか・・・と経営上の管理体制にも気を配らなければならない。