建設現場の黒煙を浄化

 日経産業新聞より
 排ガス浄化技術を開発するコモテックが建設機械向けの排ガス浄化装置(DPF)を投入し始めた。
 建設現場では屋外作業が多く重機などから排出されるガスが近隣に拡散する。住宅密集地などではそれがもとで苦情が発せられることもある。その排ガスのうち黒煙はほぼ100%、粒子状物質を80%以上除去できるという。
 建設現場への投入を考える際にもっとも気になるのが初期費用であるが購入の場合300~400万円になるのに比べリース料を設定し二ヶ月で10~20万円に設定している。工務店での導入を考えた場合、複数の現場でも必要となるのでリース料も積み重なり高額となってしまうが、一部の工程でのみ必要となるものなので工程管理をうまく行い少ない台数でも運用したいところだ。
 排ガスを浄化し地球環境に気を配っているという部分をアピールできる一面もある。