新建設産業政策推進フォーラムに参加

今日は東京霞ヶ関で開催された「新建設産業政策推進フォーラム」に参加。内容は建設産業政策2007の説明などで最後に行われたパネルディスカッションが興味深かった。パネラーには私が会社員で関東地方に勤務していた際に参加していた建設業経営勉強会で知り合った診断士の藤原一夫氏も参加。
現在ワンストップサービスセンター事業で専門家の無料派遣が行われているが、建設業に精通した専門家不足を指摘していた。センターに登録されている多くの方はゼネコン出身ではあるが、支援先である中小規模の建設会社出身はほとんどいない。そこで独特な経営課題等を肌で感じるためにワンストップサービスセンター事業で知りえた企業に一歩進んで顧問契約を結ぶことを進言されていた。無料派遣は2回だけで断片的である。顧問として経営に参加することで連続的な支援が可能となる。
しかし小規模企業であれば顧問契約も難しい。顧問料の捻出ができないからだ。また経営者にも「顧問の利用」という経験がないためなかなか活用の提言が難しい。それでも意欲的な企業に対してはそうした取組みもすすめてみようと思う今日のフォーラムであった。