短くて大きな15分

 あなたの会社で現場の1日はどのように始まっているだろうか?
 『会社は8時始業なので現場監督は8時前に到着している。だいたい作業が始まるのは一服してからの8時15分から・・・』なんて会社は多いのではないだろうか。
 とある土木系会社がそこに目をつけた。『8時から8時15分までの15分はどれだけの無駄なのだろうか。もしかしたら現場監督の指示待ちで同現場の担当者や外注専門工事会社などが待っているかもしれない。』まさにその通りなのである。現場の稼働率を上げるには何よりも早い時刻から動かすこと。現場監督の仕事は現場を止めないことである。これは製造業のライン工程管理にも似ている。
 それでは対策は・・・? 簡単である。
 案1.8時半までの喫煙禁止(とりあえず現場を8時にスタートさせる)
 案2.始業時間を7時45分にする(そのかわり休憩時間を15分増やす)

 どちらも簡単ですぐできそうな案であるが、現場の反対の声があがってきそうである。それは経営者の管理能力の見せ所。15分でどれだけ無駄になっているか金額で示せばよい。それが業績アップにつながって処遇向上にもつながるということを。