日経産業新聞より
(株)ビーイングが総合評価入札方式における落札価格を予測するソフトの発売を開始した。総合評価入札方式とは公共工事の品質確保の促進に関する法律」(品確法)の施行を受けて国土交通省発注の工事をはじめ導入が始まった入札方式である。従来までの価格だけによる入札ではなく技術点なども合わせて評価の対象となる。
予測する方法は同社の発表記事からの抜粋で以下の通り。
1.評価の対象となる項目を設定し、入札価格をシミュレーションできます。
2.評価点に対する入札価格をもとに、落札の勝率をシミュレーションできます。
3.競合他社の評価点をシミュレーションし、他社の入札価格を予測できます。
総合評価入札方式は地方自治体への普及がまだまだ進んでおらず国土交通省発注工事が中心である。逆に大規模な工事も含まれるために落札価格を予測するこういったソフトウェアの需要もあるのであろう。
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