フランチャイズを検討する

工務店の生き残りをかけた戦略の1つにフランチャイズ加盟がある。資本力の乏しい1企業では難しい製品開発や営業ツール整備など加盟金を払うことによって入手するのである。今年1月10日の工務店新聞ではそうしたFC・VCネットワーク事業の特集記事があった。
フランチャイズへの加盟を検討する段階で相談を受けることがある。そのときに参考にするのが中小企業診断協会東京支部の登録研究会であるフランチャイズ研究会の発表資料である。評価指標が紹介されているが、これをそのまま活用しても良いし、1つの目安としても良い。重要なのはどういった分野・項目で評価する必要があるかである。検討領域に抜けがあっては誤った判断に繋がりやすい。
特に建設業界の場合、対象とする商品(住宅・建材など)だけを提供し営業ノウハウの提供を行わないネットワークも多く存在する。独自に提案営業ができるのであれば問題ないが、公共工事から民間工事への転換を図っているのであれば営業ノウハウの提供も受けたほうが成功しやすいのは誰が考えても明らかであろう。

フランチャイズを検討する」への1件のフィードバック

  1. 雇用保険三事業

    雇用保険において、失業等給付を行うほかに、雇用安定事業、能力開発事業及び雇用福祉事業の雇用三事業を行うことになっています。
    雇用保険三事業に要する費用は、事業主が負担する保険料のみによって賄われています。そのため国庫負担は行われません。
    助成金は事業主が支

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