住宅業界の広告媒体

分譲住宅の買主、賃貸住宅の借主を探す際に広告媒体をどうするかは販売・賃貸事業者にとって重要な検討事項である。チラシ、インターネット、店舗前広告など色々な手段が考えられるが利用者側は何を情報源としているのであろうか。
インターネット調査会社(株)インフォプラントがiモードサイト「とくするメニュー」上で実施した調査によると、分譲住宅についてはトップが折込チラシで65.9%、ついで住宅情報専門誌(46.3%)、三番目が営業窓口やモデルルームで44.0%となっている。このアンケートはiモードを利用して実施されているため母集団は偏っており平均よりインターネットの利用頻度が高い層と考えられる。しかし「PCインターネット」23.2%、「携帯インターネット」11.2%となっている。母集団に偏りがなければこの数値は無視できないが、偏りを考慮すれば意外に高くないと私は考えている。
ちなみに賃貸住宅情報の場合、同社の調べでは住宅情報専門誌が50.5%でトップ、次いで窓口(46.6%)、チラシ(27.8%)、PCインターネット(22.9%)の順だ。賃貸情報の方は大手チェーン店の方で情報が整備されて検索も可能となっているケースが多くPCインターネットの利用割合はもっと多いかと推測していたがこれも意外であった。
どちらのケースでも住宅情報専門誌の割合が高い。住宅情報専門誌への広告掲載もまだまだ有効なチャネルの1つと考えられる。

住宅業界の広告媒体」への1件のフィードバック

  1. 【欠陥住宅】欠陥の見抜き方3:床

    欠陥住宅でよくあるのが、床が傾いてしまうこと。
    床というよりは住居全体が傾いているんですね。

    その原因は主に地盤にあります。
    地盤がゆるい場所や斜面などでは、手抜き工事で基礎をしっかり作らなったりすると地盤が沈んだりずれたりして、のちのち住宅が傾くことがあ

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