個店が気になる・・・

 今日は会社員時代の先輩と呑んだ。新入社員のころからお世話になっていた方で進むべき道は違ってしまったが今でも厚意にしてもらっている。
 色々な方と呑む機会が多いが最近どこにでもあるチェーン店を避ける傾向がある。外れがなく安定している面で良いのであるが逆に意外性が無いところがその理由である。小さくて古い感じの飲み屋が7時頃にはもう満席である。そうした店にどうしても足が向くのである。なぜこの店は人気があるのか・・・と一杯やりながら考える。それがもう1つの肴となる。
 今日行った店には気さくなおばちゃんと少し頼りない大将がいた。驚いたのは焼酎の品揃え。焼酎ブームで多くの種類をそろえる店は多いが人気のものはだいたい空瓶だけ飾ってあって売切れである。ここでは昔は普通に買えたが今は入手困難になってしまった懐かしい焼酎も飲めた。
 この店の特徴は決して焼酎ではなく、気さくなおばちゃんとリーズナブルな価格、味、そしてごちゃごちゃとして落ち着ける雰囲気にあると自分では思っている・・・