兵庫県、公共事業の設計案を独自に変更

 兵庫県で公共工事で設計コンサルタント会社が行った設計内容に県側のアイデアや設計方針を加える仕組みを構築している最中である。本日の日経新聞の記事に掲載されている。
 この活動により工事費など調達コストの削減につながる。また、設計コンサルタント会社と施工を行う建設会社との癒着を防ぐためなどの理由で最近では設計・施工の一括発注も考えられている。どちらのケースでも発注者側に技術者が必要となるが、兵庫県の場合はそうした技術者が職員の中にいるようでうまく動いているケースといえる。
 都道府県レベルでは可能なのかもしれない。市区町村レベルではそうした技術者不足のニーズを何らかのかたちで補う施策が必要であろう。