新しい国土交通大臣となった冬柴大臣の会見要旨が発表されている。
　最近続く鉄道トラブルや飲酒運転による深刻な事故などを踏まえ、どちらかといえば直近の問題についての考えを問う内容となっている。国土に対する将来のビジョン・方針などを聞いてもらいたかった。もちろん、大臣が変わったからといって建設業界が変わるわけではない。そのような動向を注視しているのは一部の関係者と一部の建設会社だけなのであるが・・・　しかし、会見の中でＲＶ車の事故について橋に取り付けられている防護柵の話に触れられていた。これだけ考えても日本全国で柵を取り付け改善していくことは莫大な費用と労力、時間を必要とする。十分検討しなければならないが、こういった対策工事はすぐにでも取り掛かってほしいと思う。予防措置に腰が重たいのは仕方が無いが事故が起こった事後措置としての対策は講じるべきではなかろうか。