和歌山県広川町へ

今日はある建設会社の相談支援のため和歌山県広川町へ来ている。商工会館のすぐそばには「稲むらの火の館」がこの4月にオープンした。「稲むらの火」とは安政元年に広川町を襲った大津波と、そのときたまたま帰郷していた濱口梧陵の活躍の物語である。
広川町を訪れる車中でラジオから海南市で地震(震度1)のニュースが入ってきた。ちょうど付近を通過していた頃である。震度の大きさにかかわらず東南海・南海地震のことを思い起こしてしまう一方で、万が一、そうした災害に見舞われた際に地元で真っ先に活躍するのは自衛隊でも援助隊でもない地場の建設会社であることを思い起こし、今日の相談支援にも一層力が入るのを感じたのであった。