大鳴門橋に鉄道?

 今日は研修二日目。研修の合間に渦潮を見学した。渦潮も気になるがもっと気になるのが大鳴門橋。吊橋のフォルムがとても美しかった。
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大鳴門橋は1976年から9年の歳月を経て1985年に竣工した。吊り橋はアンカーレイジと主塔の先端をメインケーブルでつなぎ、メインケーブルからハンガーケーブルを垂らし橋全体を吊る仕組み。大鳴門橋は主塔がクリーパークレーン工法、面材架設にはトラベラークレーン工法が採用されている。
 実はこの橋、上下2層式になっており、上部は高速道路、下部は鉄道を通す構造になっている。しかし明石と淡路島をつなぐ明石海峡大橋が道路単独橋のため鉄道が開通する可能性は極めて低いといえる。
 爽快な天気の下、圧倒的迫力の大鳴門橋を眺め日本の橋梁土木のすばらしさを改めて実感した。
 

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