日本には建設業が必要です

 『日本には建設業が必要です』、現在読んでいる本のタイトルであるが、業界の悪いイメージばかりが飛び交う建設業。しかし様々な地域活動を通して大きく社会貢献しているのも建設業なのである。ここ最近は建設業で悪いニュースが無い日を探す方が苦労する。1つの企業が起こした問題を、1つの業界でくくるのであれば全体としてイメージ改善を行っていく必要がある。消費者は「他でも同じようなことをやってるのでは?」と考える。それを「やってません。」と返しても信用してもらえるかどうか・・・ やはり行動で示すことが大切である。そして、そういった行動もメディアは取り上げるべきである。
 本の中でも記されているが、災害が発生した際に自衛隊が活躍しているニュースをみかけることがある。災害が発生して自衛隊が到着するまで、一番危険な時期に捨て身で活動しているのは地場で重機を保有する建設業なのである。地場の建設業が活躍しているのにそれを報道で見かけたことがないのは決して偶然ではないように思う。