1コマ研修

 「早く帰れたから、ちょっと一杯!」もいいが「早く帰れたから、ちょっと一勉強!」もいいのではなかろうか。1日で習得できるものはそれほど大きいものではないが、明日から使える小さなことが手ごろに学べれば日常にもメリハリがつくというものである。
 たまたまメールマガジンでそんな研修があることを知った。AiDEMの「仕事帰りに1コマ研修」である。テーマは話し方や電話応対。1つのテーマに絞って1時間半集中してトレーニングするのである。価格も5,000円とお手ごろである。
 難しいのは居酒屋のように毎日はやっていないことやメニューが限られているということとなるが、タイミングがあえば是非試してみたいものである。交通機関のICカードと組み合わせて研修内容を携帯メールに入れてもらえるとより利用しやすくなる。

四捨五入40歳

 自分のことで申し訳ないが今日35回目の誕生日を迎えた。周りからは決まって「四捨五入40やな」と言われる。もう自分の年をあまり気にしなくなった。気にしないが度を過ぎて自分の年を忘れることすらある・・・
 35といえば住宅ローン。フラット35などの商品名があるが住宅ローンは35年めいっぱい借りるケースが多い。35年なので私が生まれた時にローンを組んだ方は今月で完済ということなのだろうか。(そもそもその時代に35年ローンがあったのかは定かではない・・・)この長いローンを抱えてでも購入する住宅はやはり人生一大の買物である。そしてその住宅を建築する工務店・大工・数々の職人、良いものを提供し喜ばれ業界が活性化し文化が残る・・・そんなサイクルの一助を担いたいものである。

※誕生日を記念して書店や飛行機会社などから色々と特典のあるメールが届く。欲しかった本がたまっていたので書店のクーポンチケットを使って1万円近くも買ってしまった。

財務会計の講義が終了

 今日で担当しているLEC京都駅前本校での財務会計の講義が終了した。最後の回はファイナンスを中心として投資決定(正味現在価値法など)や証券投資論がその主であった。実務などで経験していないと学術的すぎて理解が難しい内容である。
 財務会計の講義の最後では必ず問題演習を継続して行うように言っている。正直いって講義が終わった時点での理解度は50%を切るように思う。しかも日が経つにつれてその割合はどんどん下がるのである。来年夏前の直前講座などの段階で6割程度の理解度を保てるとステップアップできるのであるが、それまで放っておくともう到底間に合わないのである。
 財務会計は難しいものであるが試験対策に限れば要領を得やすい分野でもある。是非とも来年の夏にむけて演習を継続してほしいものである。

日本マンパワーが中小企業診断士登録養成機関に

 現在まで中小企業大学校や公益法人しかなかった中小企業診断士登録養成機関に株式会社日本マンパワーが追加された。診断士受験講座では有名な同社であるがその経験ノウハウが活かされた。
 特筆すべきなのは期間は1年ほどあるもののウィークデーは週2回の夜間、それと土曜日の終日でカリキュラムが組まれていることである。中小企業大学校の場合などは完全に缶詰状態で職場の了解を得ることが課題であったがこれだと受験のために受験機関に通うのとそう変わりはない。
 残念なのは開講が東京のみであること。
 応募者が多かった場合の選別があるのかは不明。受講料は200万程度であるが分割払いも可能。
 診断士を目指す1つの有効なチャネルになることは間違いないだろう。

切妻屋根

今年の5月に淡路島を訪問し淡路瓦を製造する企業を訪問した。(その際の記事は「伝統の淡路瓦」)それから瓦につい目がいくようになって電車の車窓からも屋根ばかりを見ている。
しかし木をみて森を見ずと言うべきかそもそも屋根というのも色々な形があるものである。ちょうどホームプロのサイトで屋根について簡単な紹介があった。切妻屋根や寄棟屋根。皆さんは自宅の屋根がどんな形かご存知であろうか?ちなみに私は賃貸マンションなので屋根なのか屋上なのかすらも知らないのであるが・・・

建設業でキーワードマーケティング

 インターネットで自社製品に関するキーワードに着目して販売営業に役立てるキーワードマーケティング。建設業の場合、通信販売のような売り切り商品を扱うのは難しい。それは施工が伴うからである。
 一般的にキーワードマーケティングを考える場合、SEOによって検索順位をトップにもってこようとするものと広告料を支払ってトップにもってくるものがある。販売単価が低いものは前者、高いものなら後者がおすすめである。しかも施工込みなのを逆手にとってキーワードマーケティングを有利に進めることができる。それは広告費用である。キーワード広告の場合、広告費用はキーワードの人気度によって決まる。
 例えば「防犯ガラス」というキーワードを考える。「防犯ガラス」単体であればガラスメーカやサッシメーカが高値で広告を出している。これに対抗しても「防犯ガラス」で調べている人が「交換したい人」なのか「単に調べたい人」なのかわからない。しかも交換したいと思っていても地元の人なのかわからない。そこで「防犯ガラス+大阪」のように自社施工範囲の地名を組み合わせるのである。全体の検索件数は当然下がってしまうが、1クリックあたりの広告費用はグンと下がるのである。しかも「防犯ガラス+大阪」で検索している人のほとんどは大阪に住んでおり防犯ガラスの交換を検討している人物であろう。
 「防犯ガラス+大阪」での検索人数は月当たりおよそ100回。このうち直接施工を依頼してくるケースはマレである。まずは資料請求を促す。5人に1人が資料請求したとして20人の見込み客が入手できる。あとは自社の営業力の見せ所である。
 ちなみに「防犯ガラス+大阪」のキーワードの広告費用は1回10円程度である。100回×10円=1000円で20人の見込み客。これほど効率のよいマーケティングは無いのでは?
 興味があれば是非相談(無料)してほしい。
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安田コンサルティング
 建設業大好きコンサルタント
   代表 安田勝也(中小企業診断士、システムアナリスト)
 MAIL yasucon@ea.main.jp
 URL  http://yasucon.main.jp/
  ※メルマガ http://www.mag2.com/m/0000166450.html
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商店街等競争力強化推進事業 実行委員会3回目

 今日は商店街等競争力強化推進事業の実行委員会3回目であった。競争力強化のための方策・実行計画を立案するために前回からブレーンストーミングの手法を取り入れながら意見交換を行っている。今回は参加者が少なかったこともあり開始直後から全員が活発に意見を交し合った。
 私は実はそんなに思慮深い方ではなく「この方法は良いのでは?」と思ったらとにかく実行してみたくなるのである。実行で失敗のリスクが大きい場合には「まずは検討だけでもしてみたら」とイノシシのように直進してしまう。(実は来年は年男。私は亥である。)そこで少し行き過ぎたところもあり一部反感をかってしまった場面があった。直進する割には言葉が足りず誤解されてしまったのである。誤解は解けたと思うが会の雰囲気を壊してしまった。反省すべきところが多い会であった。

要求工学

 今日から某大学との共同でシステム開発プロジェクトの要求定義から設計工程までの教材を作成するプロジェクトに参画している。民間のシステム開発会社がどのようにプロジェクトの中で要求定義から設計工程までを行っているか実務レベルの調査を行い実践的な教材の完成を目指す。
 民間企業といっても同工程の標準化が進みシステマチックに行うことができる企業と、標準化が十分ではなく担当者独自の手法にて行われる企業もあり様々である。かくいう私も学術的な知識は皆無に等しく実務を通して(情報処理技術者試験も役にたっている)行ってきた方である。
 これを期に要求工学から少し学習していきたいと考えている。また大学の先生方と共通言語でこのプロジェクトを進めていくにはその必要があるのである。

キャッシュフロー計算書

 昨日はLEC京都駅前本校にて中小企業診断士受験者向けの財務会計の講義であった。今回はキャッシュフロー管理とファイナンスで最初となる資金調達・MM理論等である。
 キャッシュフロー計算書は財務会計の試験でも頻出の内容である。しかも難易度は高くない。それでも正解率は低い。それは何故かといえば、全体の最後の方で出題されるからである。大体10問以降である。1問目から順番に解いていき時間切れとなるケースが多いのである。
 直説法による営業収入や仕入支出を求めさせる問題も図を書けば簡単にとくことができる。受講生には「試験では最初に解くべき」と言っている。

年賀状の準備

 そろそろ年賀状の準備をしなければならない。ここ最近頂いた名刺の入力が進んでおらず必要枚数すらつかめない状態である。昨年は開業して初ということで「感謝」と朱字で書かせていただいた。下手であることを十分承知の上で毛筆で1枚1枚丁寧に書いた。今年も「感謝」の気持ちは変わらない。それでも趣向は変えてみたいと考えている。
 まずは名刺の入力である・・・