診断士試験、受験票発送、試験会場案内

中小企業診断協会のHPに今年の試験について10日に受験票を送付したとの告知。会場についても掲載があった。
今年の試験会場は関西大学 天六キャンパス、近畿大学、大阪商業大学の3か所。両日試験会場まで激励に向かおうと思案中だが、どこの会場にいったものか悩む・・・
さて、いよいよ受験本番がすぐそこである。ラストスパート、がむしゃらにがんばってほしい。

改正建築基準法で多くの申請が通らず・・・

 改正建築基準法が6月20日に施行され建築確認の申請・審査が厳しくなった。その影響で工務店や設計事務所が出す申請の多くが審査の通らない状態だという。その殆どが改正され変更となった手続きの内容をよく理解していないことから起こる間違いらしい。 法令遵守は企業の社会的責任の基本である。業務に関連のある法律改正には即座に対応しなければ足元もおぼつかないのではないだろうか。今一度改正内容を確認し、上記のようなことにならないよう対応してほしい。施主に「こちらの不勉強で申請通りませんでした・・・」などとお詫びする羽目にならないように・・・

色々な仕事をぐるぐるこなす

今日は一日色々な案件が数珠繋ぎであった。
朝からとあるシステム開発の納品作業。システムの改変も幾度か繰り返されており、いつか抜本的な見直しを行いたいと考えている。(ちなみに継続的に改変しやすくメンテナンスするリファクタリングについての講義を先日和歌山大学で行った・・・)
それから集合住宅のLANの設定。ルータ2台のルーティングの設定。DNSの設定で少し悩むも無事完了。
そして和歌山大学で講義。今日はXSL(XMLとXSLTを組み合わせた技術)に関する講義。講義ではわかりやすい例を提供することにいつも頭を悩ませている。今日の学生の理解度はどうだったのだろうか・・・
そのあと大阪府内の商工会議所青年部殿向けに文書管理・雛形活用についてのセミナー講習。
忙しいのはありがたいことである。仕事の波にのみこまれる前にそれぞれの波を全力で乗りこなしたいと思うのであった。

ヒートポンプを探せ! ふしぎなエコ技術

 購読しているメールマガジン『週刊-建築設備ニュース』(発行:建設設備フォーラム)で同書のプレゼント企画があったので応募してみたら今日当選の知らせが届いた。
 空気の熱でお湯を沸かす・・・この夢のような話を実現するのがヒートポンプ。環境にやさしい給湯設備として注目を浴びている。本書はそのヒートポンプについてわかりやすく解説したものである。
 届き次第、早速熟読したいと考えている。

来年度向け合格講座開始

 中小企業診断士の08年度合格を目指す講座の担当が始まった。最初は財務会計の基礎で簿記の話である。毎年この最初の回は緊張する。受講生も変わり心を新たにと強く感じる。
 その一方で違う教室で今年の合格を目指す受講生が1次試験の模試を受けている。どちらも教え子。是非合格を勝ち取って欲しいと強く願う。

情報投資マネジメント

 今日は情報系診断士が集まる会に参加。会のテーマは情報投資マネジメントであった。投資には費用対効果を考えなければならない。設備投資であればその設備が生む将来のキャッシュを割り出すことで効果を分析することができる。しかし情報系の場合は投資効果を計ることが難しいというものであった。学術的にも研究が進んでいる様子で今後もう少し掘り下げてみたいと感じた。
 しかし投資効果は一般的に計ることが難しいものである。情報系に限った話ではなく、単に売上やコストダウンに寄与するだけでなく、従業員の意識改革、企業文化の育成などにまで踏み込めば本当に多岐に渡る。そうしたなか私の支援先企業と情報化の相談をしていたときは、結局投資効果は統計資料など客観数値を参照しながら話し合いで決めていくことが大切だと気が付かされた。「このシステムを入れたらいくら儲かりますか?」という顧客に対して、「いくら儲かるかは御社の業務内容もありますのでこれから一緒に試算してみませんか?」と切り返す方が顧客側もシステムのことを理解し効果も分析できるので一石二鳥であると感じた。
 儲かるかどうかわからないから分析する。分析は提供者、利用者の共同が一番誤差が少ないのではなかろうか。

誰に何をどうやって?戦略の基本である

 今日は新分野に進出したいという相談。相談といっても具体的な話はまったくまとまっておらず、社長の頭の中だけという状態であった。
 新しいビジネスを展開するためには「誰に、何を、どうやって提供するのか?」を考えるのが基本である。ただ、うまくまとまらないときは紙に書き出していくとよい。
Shian それはこの図のようなマインドマップ形式でもよい。この図式であればカテゴリごとに考えをまとめ、さらに深く掘り下げることができるのでおすすめである。
 また書き出すことによって自分にも気付きがうまれる。その気付きは必ずメモしておくことをすすめる。

一人親方の労災保険・特別加入制度

労働者を使用しない建設事業(大工、左官業等)を行う一人親方及びその家族が加入できる労災保険を大阪南部の商工会が共同して制度支援している。実はこの話、先日お世話になった阪南市商工会の方から伺った。体1つで事業を行っている一人親方は労働災害が発生した際に医療費や生活費の捻出が非常に困難になり本人はもちろん家族の生活を脅かす危険性がある。そうした労働災害が起こってしまった際に補填できる保険制度である。
先日、内装工事中に事故にあった大工の男性の労災認定を求めた訴訟が最高裁で棄却された。労災保険に入っていればと悔やんでも悔やみきれない。
是非活用を検討して欲しい。
阪南市商工会の紹介ページ
熊取町商工会の紹介ページ

新分野進出・技術伝承に取り組み建設会社

国交省が行う「建設業の新分野進出/技能承継モデル構築支援事業」の公募締め切りまで1ヶ月を切った。新分野進出(新分野進出は何も農業や福祉関係に進出するばかりではない。何か工事につながる商材・建材の販売を手がけるなども含まれる。)や技能・ノウハウを承継していきたい事業者に対して助成が得られる事業である。
・申請書を作成したいが記述の方法がわからない
・当社の取り組みがそれにあたるのかわからない
など疑問があれば聞いてほしい。(TEL072-437-6266 メール:yasucon@ea.main.jp)問い合わせは無料である。また、無料で派遣相談が受けられる別の支援事業もある。こちらについての問い合わせも受付中である。

新しいつながり

 先日ある県の商工会連合会の担当者から連絡があった。県内の企業で建設業に関係する相談があり商工会議所から紹介を受けたとのこと。
 本当にありがたい話である。多くの中小建設会社を支援していきたいと考えていても自分の行動範囲、パワーなどを考えるとそう広い範囲はカバーできない。そうしたなか、自分の知識・経験が活かせる企業とマッチングしていただけることは願ったり適ったりである。
 支援先との新たな出会いを楽しみにしっかり準備していきたいと思う。