診断士秋講座始まる

 今日から中小企業診断士受験の秋講座が開始された。最初は財務会計Basicという講座で簿記の基礎知識を学ぶというものだ。
 実は半年ほど前にも春講座向けに同様の講座をしている。春講座の受講生はもう1次試験科目のインプットを終え、知識の定着段階に入っている。同じことの繰り返しのように思えるが受講生の面々はその都度異なり新しい出会いに胸が躍るのであった。
 今日の内容は借方、貸方、資産に負債・資本とは?そして仕訳作成・・・はたしてうまく理解できたであろうか・・・

今年の財務会計は・・・

 今日は船場勉強会に参加。今年の中小企業診断士の財務会計の問題が題材だ。今年の問題は精算表やキャッシュフロー計算書、正味現在価値、流動性の分析・・・どれをとってもテーマは王道である。しかし応用力を問われている問題が多く計算問題・応用問題をどれだけ練習してきたかが合否の分かれ目になっていると思う。特に計算量が多く、またよく考えなければわからない問題もあり時間がなくなった受験生も多かったのではないだろうか。
 やはり財務会計はアウトプットが大切である。同じ問題でもかまわない。何度も何度も解いて速く正確に計算する技術を身につけておきたい。

診断士入門講座(秋)

 今日はLEC京都駅前校にて診断士入門講座を実施。実はこの講座、5月にも実施している。当時の受講生はいまは殆どのインプット講座を終え色々な知識を習得している。今回は秋生向けである。これから診断士の受験を目指す面々である。
 この講座は単なる座額ではなくどちらかというとディスカッション型。色々な事例を紹介しながら受講生の意見を引き出していく。中には驚くようなアイデアを持っている受講生もいて自分自身が勉強させてもらうこともある。
 また新しい受講生と目標に向かって歩みはじめた。来年の合格を目指してがんばっていきたいと思う。

財務会計頻出分野攻略テキスト

診断士1次試験が終わり販売も落ち着いた「財務会計頻出分野攻略テキスト」だが、ここ数日また販売を伸ばしている。原因は2次試験が近づき事例?の対策のためかと考えている。初学者向けではなく学習経験者向けに作られているためそうしたニーズがあるのであろう。ただ2次試験では問われない部分の記述もあるので利用者はそのあたりを注意してもらいたい。

※10月からの郵政民営化を受けて為替手数料が大幅値上げとなった。そのため代金引換郵便による販売も9月末日にて終了している。

行政書士受験勉強に足掻く

 あと1ヶ月余りで行政書士の試験を迎える。今は会社法の学習を進めている。会社法は業務との関係も深く既知の内容も多いと思っていたがやはり実務と法律の勉強は違うようで捉え方がなかなか難しい。
 あきらかなインプット不足を補うためにすでにアウトプットは開始しているもののさらに公開模試を受けることにした。ちなみに私は資格試験の公開模試とやらを受けたことがない。初めての経験に少し自分でもワクワクしている。ちなみに受験機関は大原簿記。もう10月の土日はすべて仕事でうまっているため平日で探していたが予定とうまくマッチしたからだ。22日に受験し25日に解説講義を受ける。場所は難波である。
 模試に対する期待は実力を図るというよりも受験機関の出題内容である。本試験に向けてヤマをはるという意味でも有用に活用したいと考えている。

診断士更新研修

 今日は中小企業診断士の更新研修を受講。内容は新しい施策情報と会社法の確認、高齢者専用賃貸住宅事業に関する説明など。
 実は診断協会の理論研修を受けたのは初めてである。これまでは別機関の提供する研修を受講していた。同じ理論更新研修といっても内容や研修の進め方は大きく違うものであった。診断協会の方は幾つかの研修テーマがあるのでテキストは充実していて勉強になると感じた。後日時間を見つけて拝読しようと思う。
 診断士は合格後もこうした研修などにより更新ポイントを稼いで5年に一度の更新に備えなければならない。研修が自分の診断士としての活動にどう寄与するかはテーマによるのだが、こうした更新要件があることはいいことだと考えている。

中小企業経営診断シンポジウム

2007シンポジウム
今日メールにて中小起業診断協会のシンポジウムの紹介依頼を受けた。診断士の端くれとして紹介させていただく。
このシンポジウムは「地域資源を活かして地元を元気にする中小企業診断士」を統一テーマにして、地域活性化のノウハウを大公開 とのこと。第一部ではフードコーディネーター大原一郎氏の基調講演。第二部では8名の診断士が自らの論文を発表する。
地域資源の活用による地域経済・企業の活性化は今年の大きなテーマである。ここ大阪泉州地域も水ナスやタオルなどの地域資源がある。
私の場合建設会社に携わることが多いので地域資源活用といえば建材活用ということになろう。国産資材が見直されている今、こうした支援施策の活用も考慮して建設会社の支援を行っていきたいと考える。

経営情報システム講義最終日

 今日で春受講生向けの担当講義が完了。最終日は経営情報システム。運用管理やシステム評価などの話を行う。ここの単元は過去の講義を色々復習もできる最終回としてはうってつけの内容だ。比較的講義内容にもゆとりがあり、最後は今後の勉強方法など紹介して完了。
 春先GWから開始した春受講生向けの講義はしばらく無い。次は2次のインプット講義となるが、秋受講生のインプットが終わってからなのでしばらくあととなる。そのときに今のメンバーがはたして何人残っているか気がかりである。長い道のり、挫折しそうになることは何度もある。そこを乗り切って居残ってこそ合格への最短ルートだと信じている。
 また受講生の皆に会える日が楽しみだ。

経営情報システム2週目

 今日は中小企業診断士の経営情報システム講義の2週目。テーマはネットワーク通信技術と経営情報システム(開発手法まで)である。
 先週もそうであったが、ここ数回の講義が時間をオーバしてしまう。それまではオンタイムか過ぎても2~3分程度。それが最近は10分程度オーバしてしまうのである。原因はわかっている。色々と詰め込みすぎなのである。先日、伝えることをあえて減らすことで理解が深まることを書いたがなかなか実践は難しいものだ。この科目の性質上、どうしても新しい言葉や技術を付け加えて紹介する必要があるためテキストに載っていないことも色々と話してしまう。
 これも今後の課題となるが、今度はレジュメ最後に最新用語集を付け加えてみようか・・・

経営情報システムの講義

 昨日は財務会計に続いて経営情報システムの講義を行った。今回と来週、再来週で計5コマの講義となる。ハードウェアとソフトウェアの話に基数変換やオブジェクト指向、話題が盛り沢山な1コマ目に続き2コマ目はデータベースに正規化、SQLの話。ITが不得意な受講生は目まぐるしく飛び交う聞きなれない用語に圧倒されたのではないかと思う。
 しかしこの時期、当然ながら完璧に理解する必要などない。「完璧」という意味では受験の日でも必要ない。今回の講義の根底の目的は「慣れ」だと思う。「この科目は3文字略語が多いなぁ」と感じてもらう。ただそれだけ持ち帰ってもらっても効果有りである。
 来週はネットワークの話をして経営管理面へと話が進んでいく。これまた略語のオンパレードである。何とか引っ張っていきたいと思う。