商工会議所の経営相談員

 4月より商工会議所の経営相談員として週2回勤務することになった。主に担当するのはIT関係の相談とのことである。
 先に紹介したあきない経営サポーターや商工会での建設業許可申請の支援など4月から開始される公的職務の話をいただいている。実は独立開業するときに3年目に色々な展開があって、それをどう自分のものにするかが大切と先輩診断士に言われたことがある。また、そうした展開が出てこない場合はそれまでの種まきが足りないのだと。
 商工会議所の経営相談員については場所や曜日などはまだ未確定である。詳細が決まればここでも紹介したいと思う。

建設業のIT化

 今日は私の永遠のテーマでもある『建設業のIT化』というテーマで自分の所属する情報診断士の会にて話をさせていただく機会を頂いた。
 情報診断士の会は他業種の人がほとんどであるため、建設業の概要や現在おかれている状況などを先に説明させていただきながら、今後の生き残りをかけた熾烈な競争の中でどうITを利用していくべきなのか持論を述べた。
 こうした仲間内での会合で話をすることは実は苦手なのであるが、話を進めるなかで自分でも「気付き」や「発見」があり、新たな検討材料が得られた。また発表のあとの質問に十分に答えられないケースもあり、そうした分野は今後補足していくべきテーマとの認識もできた。
 非常に有意義な時間であった。機会があればまた発表してみたいと思う。

数学検定

4月15日に実施される数学検定の締め切りが3月15日までに迫っている。前回3級を受けて無事合格したが、今回は準2級を受験する予定である。三角比や場合の数など昔勉強した記憶がある内容に合わせてコンピュータ関係の出題もあるとのことである。
ここ最近、大学時代に学んだ数学への興味がどんどんと大きくなっている。学生時代にはじめて読んだ洋書『Homology theory : an introduction to algebraic topology / James W. Vick』も何とか入手してもう一度読んでみたいと考えている。

システム利用による効率化

 今日は和歌山市内の企業2社に対して業務のシステム化について話をした。両社とも以前より販売業務などを一部システム化して効率化につなげている。
 中小企業で業務のシステム化を検討する際に重要な論点の1つがパッケージ製品を使うかオリジナルで作るかという問題がある。パッケージ製品は初期費用を安くおさえることができる一方で汎用的に作られているため特殊業務に対応しにくい一面がある。オリジナルシステムの場合はその長短が逆転する。どちらの場合にしろ、相談を受けるほうがその特性を理解した上で話をする必要がある。特に小企業の場合はITベンダとの付き合いも無い場合が殆どであるから、その相談の先は友人であったり商工会議所の経営相談室であることが多い。またITベンダが行う開発は品質も重視されることから開発手順を正しく踏んだ工程にて行われるが、これも小企業向けであればその場その場で作り上げるぐらいのフットワークが必要とされる。
 中小企業診断士もデータベースで簡単な業務システムぐらいは作れるようになるべきなのではないだろうか。

建設業許可申請の支援

 来年度から2ヶ月に一度、商工会の窓口にて建設業許可申請の支援を行うことになった。開始は5月からで奇数月で来年の3月まで実施する。ますます行政書士資格の取得ニーズが高まったということになる・・・
 詳細な日付は正式に確定してからここでも紹介したいと思う。

平成19年度あきない経営サポーター

 先月、ここでも紹介した大阪市の平成19年度あきない経営サポーターの面接結果が届き採用していただけることになった。今月の19日に説明会が開催される。
 今後どういった支援要望に応えることができるか今はわからないが、支援の幅を広げ、支援の機会を増やし、支援の質を高めることに勤しんでいきたいと思う。

建設業の予実算管理と経理処理

 建設業を対象とする基幹システムでは経理データ(工事の材料費や経費など)を自動で吸い上げて工事毎の予実算管理を行うものがある。非常に便利なので私もおすすめである。
 しかし、一方で経理データでは予実算管理に使えないという声も聞こえてくる。経費の予定配賦や資機材の損料配賦などまでカバーするシステムがまず少ない。また予実算管理で行う差異分析で予算額と発生額とで比較しても良し悪ししか判断できず分析ができないというものである。
 本来原価管理でいう予実算管理は数量差異と金額差異がある。積算も数量×単価で行う。しかし発生額が金額で丸め込まれるので差異の原因がつかみにくくなるのである。
 積算系システムから予実算管理を行うものもある。こちらはそういった差異がつかみやすい一方で基幹システムとの二重入力が発生する。
 どちらも一長一短であるが、その重きをどこに置くかでどちらを利用すべきかが決まることとなる。

3月末まで2回利用できる無料相談(建設業)

 このブログでも何回か紹介している建設業振興基金が行うっている無料相談制度(ワンストップサービスセンター)の利用を検討して欲しい。今年度(3月末まで)で通算2回まで専門家の派遣を無料で受けることができる。来年度も継続する予定であるが、利用回数は利用経験者でもリセットされるので極端な話をすれば今月中に2回、来年度に2回と合計4回の派遣を受けることができるわけである。4回、同じ専門家に来てもらえれば相当ボリュームのある内容でも対応可能と考える。
 是非検討して欲しい。

民法の学習開始

 行政書士の通信講座のスケジュールに従い、先月の憲法から3月になって民法へと切り替えた。
 実は憲法の学習は途中なのだが、通信講座のスケジュールに従って無理やり次に移る。これは私の通信講座活用法のある種取り決めである。自主的なスケジュール管理が強いられる通信講座においては自分のペースで学習できる一方で目標通りのスケジュールが遂行できない可能性も高い。私は中途半端な状態であっても当初のスケジュールにあわせることにしている。中途半端な状態の憲法の学習については後日取り返せると信じて。
 ちなみに民法はボリュームもあり3月と4月の2ヶ月の予定だ。総則、親族、相続の3分野である。がんばりたい。

台湾最後の日

 関西空港に帰る便の朝は早い。8時半出発である。国際線なので2時間前にチェックイン。さらに3月から荷物検査などが厳しくなったとのことで空港は少し混乱していたのかもしれない。そのため、今日は4時過ぎに起床。5時過ぎには集合した。空港まで車で1時間ほどかかる。
 関西空港に到着したのは昼前。私の事務所は関西空港から20分ほどの距離なので帰宅したのは13時ごろであった。
 今回の台湾旅行は色々な驚きがあった。良い勉強にもなったし気分転換にもなった。新たな気分でたまった仕事に取り掛かりたいと思う・・・